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ウェブ展示『違いを知ることからはじめよう展』

生理・PMSの“個人差を可視化”するウェブ展示、ツムラが公開

2025年12月26日 11時00分更新

文● ASCII

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ツムラ、ウェブ展示『違いを知ることからはじめよう展』を公開

 ツムラは、生理・PMSをテーマとしたウェブ展示『違いを知ることからはじめよう展』を公開している。

 この展示は、2021年に発足した「#OneMoreChoice プロジェクト」の一環として実施するもの。2025年7月に丸の内で開催された企画展の展示内容を、ウェブコンテンツとして再構成した。

2025年に実施された展示の模様

 前述のリアル展示は、生理・PMSに伴う症状やつらさに個人差があることを可視化したもの。当時の来場者からは「自分の症状と向き合うきっかけになった」「人によってつらさが違うことを知った」といった声が寄せられたといい、こうした反響を受け、場所や時間を問わず閲覧できるコンテンツを目指した。

多彩な表現を盛り込んだウェブ展示

 今回のウェブ展示は、「イントロダクション」「気づく」「想像する」「向き合う」の4つのチャプターで構成している。

写真左側:日常の副音声、写真右側2点:わたしの#OneMoreChoice

 具体的には、CGイラストを用いて生理・PMSに伴う症状による日常生活への影響を表現するコンテンツや、症状の感じ方をビジュアル化したイラスト、調査データを基にした解説などを掲載。音声コンテンツやマンガ表現も取り入れ、一見すると分かりにくい不調や本音を伝える工夫も盛り込んだ。

コンテンツの一例「心の声が読めるマンガ」

 SNSで「#OneMoreChoice」をシェアできる機能も用意し、“我慢に代わる選択肢”について考えるきっかけづくりを狙う。

 「#OneMoreChoice プロジェクト」は、「生理のつらさを、我慢しなくていい社会へ。」をステートメントに掲げ、同社が2021年に始動した取り組み。

 同社の調査や情報発信を通じて、生理やPMSに伴う不調を我慢してやり過ごす状況、いわゆる「隠れ我慢」を可視化し、我慢以外の選択肢として、休む、働き方を調整する、周囲に相談するといった行動(OneMoreChoice)をとれる環境づくりを目指している。

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