リコーイメージングは、ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「GR IV」をベースに、ワンタッチで柔らかな写真表現が楽しめるHDF(ハイライト・ディフュージョン・フィルター)を内蔵した「GR IV HDF」を発表した。
直販価格は18万7020円、1月16日発売で、はリコーイメージングストアおよびGR SPACE TOKYO での抽選販売方式による限定販売品となる。「GR IV」の直販価格は19万4800なので、「GR IV HDF」は7780円お求めやすい価格だ。
インクジェット技術で制作した「ハイライト・ディフュージョン・フィルター」
最高1/16000秒の電子シャッターも新たに搭載
「GR IV HDF」は「GR IV」のNDフィルターの代わりに、「ハイライト・ディフュージョン・フィルター」を内蔵したのが最大の特徴だ。
同フィルターは、リコーが培ってきたインクジェット技術を用いて印刷を施した独自の特殊効果フィルターで、ハイライト部を拡散し、周辺ににじみを発生させることでフィルム写真や映画のような情緒的な写真表現が可能になる。
さらに、「GR IV HDF」では従来のメカニカルシャッターに加えて、より高速な速度での撮影が可能な電子シャッターを新たに搭載している。
最高1/16000秒までシャッター速度を上げることができ、非常に明るい場所でも絞りを開けて撮影したい場合に有効となる。
この機能は機能拡張ファームウェア(本製品発売後にリリース予定)により、「GR IV」でも機能追加する予定だ。
シャッターレリーズボタンをグレイッシュシルバー色に変更。また、Fnボタンの初期設定を「HDF」のON/OFF機能に変更している(別のFn ボタンに設定することも可能)。
その他、カメラ本体の仕様は、ND フィルターの有無を除き「GR IV」と同じである。





















