北九州市教育委員会は12月9日、同市の市立中学校2校で生徒の個人情報が流出した可能性があることを公表した。外部企業のサービスへの不正アクセスによるもので、同日現在、具体的な被害は確認されていない。
不正アクセスを受けたのは、教育機関向けサービス「Edv Path」を提供するEdv Future。
市教委によると、同社は不正アクセス確認の翌日(12月3日)に市教委と学校側へ事態を報告。これを受け、市教委は学校に対して、状況確認と当該システムの利用停止を指示したという。
流出した可能性がある個人情報は以下のとおり。
●流出した可能性がある個人情報(一例)
Edv Pathに登録した個人情報
・氏名
・性別
・学校で利用するアカウントに関する情報(メールアドレスやIDなど)
・Edv Path回答データ
・利用履歴に関する一部ログ情報
12月9日現在、個人情報の流出は疑いがある段階で、実際の流出や関連する被害は確認されていない。
市教委では今後、新たな事実が確認された場合、必要に応じて情報を提供する方針だ。













