AIボット「Wisora」がTeams連携&Box読み込み対応 社内問い合わせ対応を大幅刷新へ
ソラコムは、AIボットサービス「Wisora(ウィソラ)」の機能を拡張し、企業で広く利用されているコミュニケーション基盤「Microsoft Teams」との連携、クラウドストレージ「Box」のドキュメント読み込み機能を加え、12月5日から提供を開始すると発表した。このサービスにより、社内問い合わせ対応の自動化をさらに進化させることが可能だという。
価格は月額利用料として「Wisora Starter」が40,975円、「Wisora Pro」が134,750円となる。企業規模に応じて「Wisora Enterprise」の個別見積もりプランも用意されている。
この新機能により、営業、人事、経理、システム部門が日々直面する多様な問い合わせの自動化が可能となり、社員の貴重な時間を解放する。特に、社内ポータルやMicrosoft Teamsを介して、リアルタイムで最適な回答が得られる点が魅力的だ。Wisoraは社内外のドキュメントを取り込み、AIを活用して瞬時に回答を生成する。このため、専門知識がなくても簡単な操作で高精度な問い合わせ対応が実現できるとしている。
また、新しいOCR機能により、PDFやデザインされた資料内の文字情報を高精度に認識し、検索性と回答精度が向上。先行利用版が無償提供されるため、導入ハードルを低くした。導入企業では、問い合わせ削減や対応時間短縮の成果がすでに現れており、ソラコム自身もその効果を実証済みだ。
Wisoraは営業サポートやカスタマーサポートの分野でも活用が期待され、問い合わせ対応の負荷軽減だけでなく、資料検索の効率化、自己解決率の向上を支援する。さらに、多言語対応も可能で、グローバル展開をサポート。デザインや会話のカスタマイズ機能、継続的な学習で常に最適化され続けるAIボットとして進化していく。

