2025年10月24日、Microsoft AzureのDDoS保護サービスが、15.72Tbps、約36.4億パケット/秒というクラウドにおける過去最大級のDDoS攻撃を自動検知・緩和した。マイクロソフトが11月18日に報告している。
攻撃はオーストラリアの単一エンドポイントを標的としたもので、攻撃元には約50万以上のIPアドレスが関与しているという。攻撃の起点は、家庭用ルーターや監視カメラなどのIoT機器を乗っ取るボットネット「Aisuru(Turbo Mirai系)」だと推定されている。
マイクロソフトでは、年末のホリデーシーズンを前に、インターネットに接続されているアプリケーションやワークロードの防御対策が重要だという注意もあわせて発している。













