LEVEL-R889-LC265K-UKX [RGB Build]をレビュー

これは欲しい！欲しいぞ！ハーフミラーな多面体デザイン＆RGB LEDファン10基のゲーミングPC、RTX 5070 Tiで性能も◎

ガラスサイドパネルはハーフミラー仕様
RGB LEDイルミネーションとの相性は抜群

　LEVEL-R889-LC265K-UKX [RGB Build]には、PCケースファンをはじめ、水冷CPUクーラーや電源ユニットのシュラウド部に装飾されたRGB LEDテープなど、アドレサブルRGBで制御する光りモノを多数搭載している。

アドレサブルRGB LEDはコントロールアプリから制御できる

　また、ガラスサイドパネルはハーフミラー仕様なので、イルミネーションと相性抜群だ。部屋の明るさとLEDの光らせ方次第でさまざまな表情を見せてくれる。なお、LEDの光らせ方は、LEVEL-R889-LC265K-UKX [RGB Build]に添付している説明書記載のアプリをインストールすることで細かく設定できる。

　電源オフ時やLEDの消灯設定時は、明るい部屋の中だとガラスサイドパネルはほぼ鏡のような状態になる。部屋での存在感が大きく変化するのを楽しめるだろう。継ぎ目のない3枚のガラスパネルによる多面体デザインは高級感がある。光を受けると角度ごとに輝きが変わるプリズムカットで、フレームレスのパノラマビューが美しい。

この写真、実は右側にLEVEL-R889-LC265K-UKX [RGB Build]がある。このように電源オフ時はガラスサイドパネルがほぼ鏡になり、風景に溶け込んでくれる

こちらは店舗に展示した様子。うっすらと内部のLEDがわかるものの、ハーフミラーで周囲の環境がばっちり映り込んでいるため、その存在感はどこか希薄でひっそりとしている

近付いて見ると、内部が鮮明に確認できる。遠目では周囲の環境になじみ、近くに行くとその存在感が強まるという特徴がハーフミラー仕様の骨頂だろう

10GbEの有線LAN＆2基のThunderbolt 4を標準搭載！

　続いては、インターフェースを確認しておこう。フロントは天面右側に縦1列で並んでいる。前方から順に電源ボタン、USB Type-A（USB 3.0）×2、USB Type-C、ヘッドセット端子、リセットボタンとなる。

手前から順に電源ボタン、USB Type-A（USB 3.0）×2、USB Type-C、ヘッドセット端子、リセットボタンが並ぶ。なお、電源ボタンにはLEDが組み込まれており、起動中は白く点灯する

　リアインターフェースは数こそ標準的だが、性能的にとても充実している。ゲーミングPCではかなり稀少な10GbEの有線LANを備え、Thunderbolt 4も2基搭載しており、高速デバイスへの対応はバッチリ。ドック増設でさらなる拡張性を得ることもできるだろう。

映像出力はマザーボード側がHDMIとDisplayPort。ビデオカード側はHDMIとDisplayPort×3を備える。音声はアナログ7.1chサウンド（ライン出力/ライン入力/マイク入力/リアスピーカー/サブウーハー/SPDIF）に対応