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Neuralinkの現在地

“私の脳”にチップが埋め込まれる日 思考の持ち主は誰?

2025年11月13日 12時30分更新

文● 貝塚/TECH.ASCII.jp

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同社が開発を進めるインプラントのイメージ

予想される課題や懸念は?

 ただし、脳データの活用には、倫理的な課題もある。

 たとえば現状、脳データの所有権やビジネス利用に関する権利を定めた法律は、どの国にも存在しない。思考を入力ソースとしたデータは“誰の持ち物”なのか?

 技術の実現性と倫理的課題は別の問題であり、法整備も含めた慎重な対応を必要とするシーンも出てくるだろう。

 人間の思考や感覚をデータ化し、能力を拡張できる時代が現実に訪れつつあるとしたら──私たちはこの技術とどのように向き合うべきだろう?

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