ジェイックが11月11日、20代正社員173名を対象に実施した「AI相談」に関する調査結果を発表。調査によれば、約3割が仕事やプライベートの悩みをChatGPTなどのAIに相談していることが明らかになった。
仕事の相談としては「業務の進め方やアイデア出し」にAIを活用する人が7割を超え、メール文の添削や情報収集など実務的な用途も多かった。AIを相談相手に選ぶ理由としては、「相手に気を遣わなくていい」「すぐ返事がもらえる」といった手軽さが過半数を占めた。
一方で、AI相談経験者の9割以上が「人間に相談するメリットもある」と回答し、「感情的な寄り添い」「経験に基づいた助言」「関係性を踏まえた理解」といった“人間ならでは”の価値を重視していることがわかった。
ジェイックの近藤浩充取締役は、上司に相談しづらい背景には“遠慮”や“気遣い”があるといい、管理職が積極的に声をかけ、共感を示すことが重要だと指摘している。








