万博会場内のナウル共和国パビリオン(Xより)
ナウル共和国文化省は11月8日、ナウル共和国政府観光局の公式Xアカウントを通じて、2025年大阪・関西万博で同国が出展したパビリオンを東大阪市内に常設施設として復元し、恒久的に展示する方針を明らかにした。
【お知らせ】
— ナウル共和国政府観光局(公式) (@nauru_japan) November 8, 2025
ナウル共和国文化省は、万博ナウル共和国パビリオンを東大阪市内に常設施設として復元し、単独でEXPO2025を恒久的に継続すること決定
同国と東大阪市は10月4日に広報連携協定を結び、万博閉幕後もパビリオンの展示物を同市役所へ移設、展示するなど協力を深めてきた。ただし、常設施設の具体的な場所や、本件に同市が関わるか否かは公表されていない。
ナウル共和国は南太平洋に浮かぶ面積22平方km、人口約1万2000人の島国で、主な産業は観光業、漁業、鉱業(リン鉱石の二次採掘)。
英国などの施政下にあった第二次大戦中には、日本による攻撃と占領も経験しており、島内には今も旧日本海軍の高角砲や掩体壕、基地施設跡などが残されている。












