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地味に神機能! Windows 11、“コピー→検索”がワンクリックになる

2025年10月27日 13時40分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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Windowsのロゴ

 マイクロソフトは10月24日、将来のWindowsのテスト版となる「Windows 11 Insider Preview Build 26220.6982(KB5067109)」を開発者向けに公開した。

 本バージョンで追加された主な機能は以下のとおり。

地味ながら使う人には嬉しい機能を追加

●「Windows検索ボックス」に「コピー&検索」を導入

 本バージョンの目玉といえるのが、テキストのコピーから検索までをシームレス化する機能「コピー&検索」だ。

 こちらはテキストをコピーした後、検索ボックスに表示される「貼り付けアイコン」をクリックすると、コピーしたテキストが検索ボックスにペースト(貼り付け)されるというもの。キーボードショートカットや右クリックメニューと異なり、ワンクリックで検索ボックスに入力できる点が強みだ。

コピー&検索機能のイメージ

コピー&検索機能のイメージ

●音声入力は「動作開始までの待機時間」を設定可能に

 音声入力では、音声コマンドの入力から実際にコマンドが実行されるまでの待機(遅延)時間の設定を追加。適切な値を選ぶことで、ユーザーの会話速度に応じた、より正確な音声認識が可能となる。

待機(遅延)時間設定のイメージ

待機(遅延)時間設定のイメージ

 本設定は、サポート中のすべてのWindows 11搭載デスクトップPC向けに展開される予定だ。

●プロアクティブメモリ診断

 システムの信頼性向上に役立つ機能として、PCで予期せぬ再起動が発生した場合、起動中にクイックメモリスキャンを提案する機能が追加された。

スキャンを勧めるダイアログのイメージ

スキャンを勧めるダイアログのイメージ

 スキャンの実行を選択すると、次回再起動時に「Windowsメモリ診断スキャン」が実行される仕組み。スキャンの過程でメモリー関連の問題を発見、軽減した場合は、再起動完了後にユーザーに知らせてくれるという。

メインマシンへの導入は非推奨

 Insider Previewで提供される各種ソフトウェアは、あくまでテスト版であり、未発見の深刻な不具合が潜んでいる可能性もある。

 仕事用、プライベート用を問わず、メインマシンへの導入は避けた方がよいだろう。

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