ポータブルゲーム機の大目玉が登場! ROG Xbox Ally最速レビュー

文●イチ/ASCII 編集⚫︎ASCII

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特徴1:Xboxとの親和性が抜群。すぐに遊べる手軽さ

ROG Xbox Allyシリーズ共通で搭載されるXboxボタン

 ここからは数あるハンドベルトPCの中でもROG Xbox Allyが優れているポイントをまとめていきます。

 名前のとおり、このモデルの強みはXbox Game Passとの高い親和性です。

 初回セットアップでMicrosoftアカウントを紐づけるだけで、Xbox Game Passに収録された膨大なタイトルをすぐにプレー可能。コントローラーのABXYボタン配置や配色もXbox準拠で、違和感のない操作感を実現しています。

 また、Game Pass Ultimateのクラウドゲーミングを活用すれば、重いタイトルをローカルにインストールせずに遊ぶことも可能。家庭用コンソールのような気軽さと、PCならではの自由度を両立しています。

Xboxボタンを押せば、すぐコマンドセンターや各種設定をひらけるUIは使いやすい

 新たに搭載されたXboxボタンを押せばコマンドセンターやストア、ゲームライブラリへワンタッチでアクセスできるので、UI操作もかなり直感的。

 PCゲーミングの自由さと、コンソール機の快適さの“いいとこ取り”をしたような設計です。

特徴2:エルゴノミクスデザイン&拡張性も十分

 ROG Xbox Allyは、手にフィットするハンドヘルド形状と軽量設計も特徴です。長時間プレーしても疲れにくく、寝転びながらでもしっかりホールドできます。

 またハンドベルトPCで悩ましい発熱と冷却問題については、ゼログラビティ冷却システムを含む「ROG Intelligent Cooling」が搭載され、どの角度でプレイしてもパフォーマンスを維持できるよう設計されています。

 多様なシーンでの柔軟性もROG Xbox Allyシリーズの特徴で、単体でのハンドヘルドプレーに加えて、ドックや外部ディスプレー接続にも対応しています。

 たとえば別売りの「ROG Bulwark Dock DG300」(2万3980円)を利用すれば、ROG Xbox Allyシリーズを外部ディスプレー、テレビ、マウス、キーボードやその他のあらゆる周辺機器と接続することができます。

※画像はROG Xbox Ally X

 自宅ではディスプレーと接続して“据え置き機”スタイル、外では単体で携帯機として、シーンに合わせて自由に運用を変えられるのは、タワー型のゲーミングPCにはない魅力ではないでしょうか。

まとめ:コスパと完成度を両立した、現実的な選択肢

 上位モデルのパワーを求めるヘビーユーザーには「ROG Xbox Ally X」がありますが、 「ROG Xbox Ally」は、性能・価格・携帯性のバランスを重視するユーザーにぴったりの1台です。

 Ryzen Z2 Aの十分な処理性能に、120Hzディスプレー、軽量デザイン、そしてXboxとの高い親和性。どれも実際の使いやすさに直結しており、スペック以上に満足度の高いモデルに仕上がっています。

 「家でも外でも同じゲームを楽しみたい」「PCゲームをもっと気軽に遊びたい」そんな人にとって、ROG Xbox Allyはまさに“最適解”といえるポータブルゲーミングPCです。

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