マツダのレジェンドカー「787B」をじっくり見られる
続いて1階へ。ピットには珍しいレーシングカーが数多く展示。これらのほとんどが動くというから驚きです。特に柵などはなく、手で触れられる距離なのに、誰も触らないあたりに、マツダファンの謙虚さを見た気がしました。
その中にはマツダ・モータースポーツの御神体といえる787Bの姿が。日本車初のル・マン24時間レース総合優勝を果たした伝説の1台です。そのフロントタイヤ近くには、アスキーのPCゲーム雑誌だった「Login(ログイン)」のロゴが入っています。
ピット前の広場では、自動車関連部品メーカーの出展ブースが並んでいました。その中には、マツダ車チューニングの名門、オートエグゼの姿が。リビルドエンジンなど、注目のアイテムがいっぱいのデモカーにゆみちぃ部長は興味津々です。
飲食ブースでは、広島のお好み焼きやお弁当などを販売。取材日は寒かったこともあり、ゆみちぃ部長は「ダシで煮た玉子焼き」(300円)と赤味噌の「あら汁」を食べました。そのほか、ブースでは広島の名産市も。その中には、広島空港やマツダ本社などでしか購入できない「ロードスターもみじ饅頭」の姿がありました。
会場ではマツダ スピリット レーシング・ロードスターが正式発表され、ファンの注目を集めていました。どちらもソフトトップモデルとしては初となる2L 直4エンジンを搭載しているのがポイント。12Rでは同エンジンに匠(たくみ)エンジニアの手作業による吸気ポート研磨やカムの形状変更、エアー吸入口の拡大などのチューニングが施され、最高出力200馬力を達成しているのだとか。
販売は抽選で、マツダ スピリット レーシング・ロードスターが526万5700円、マツダ スピリット レーシング・ロードスター12Rが761万2000円とのこと。
さらに会場限定でグリーンにラッピングされたNDロードスターがお披露目。その美しい仕上がりに溜め息ものでした。
コース上では、観光バスでレーシングカーと同じコースを走る「サーキットサファリ」などが行なわれていました。バスの中からレーシングカーが通りすぎる姿を見るのは迫力満点。この日は雨だったこともあり、787Bの走行がなかったのが残念。こればかりは仕方ありませんね。




































