Anthropicが9月11日、AIチャットボット「Claude」にメモリー 機能を正式に導入したと発表した。Teamプラン、Enterpriseプランのユーザーが利用できる。プロジェクトの文脈や過去のやりとり、ユーザーの好みなどを Claude が記憶して、毎回説明する手間を省けるようになる。
記憶するのは、チームのプロセス、クライアントの要件、優先事項など。機密情報やプロジェクト間で情報が混ざってしまうのを防ぐことができる。使用時は設定からメモリー機能を有効にしてから利用する。管理者は、いつでも組織内のメモリーを無効化することが可能だ。
あわせて、全ユーザーを対象に「インコグニートチャット(秘密モード)」も導入された。会話内容が履歴に残らず、メモリーにも保存されない。いわゆるAIチャット版のシークレットモードで、ChatGPTにおける「一時チャット」に相当する。







