アズム、Sophos「XGS107」とヤマハ「RTX840」を活用した地方自治体向け新セキュリティソリューションをJ-LIS 2025で発表

文●さとまさ 編集⚫︎ASCII

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アズム、Sophos「XGS107」とヤマハ「RTX840」を組み合わせた新セキュリティソリューションをJ-LIS 2025で展示

 アズムは、10月8日から9日に幕張メッセで開催される「地方自治体情報化推進フェア(J-LIS 2025)」に出展し、Sophos社の次世代UTM「XGS107」とヤマハのルーター「RTX840」を組み合わせた新しいセキュリティソリューションを披露する。このソリューションは、地方公共団体が直面する独自のセキュリティ課題を解決することを目的として設計されている。

RTX840の特長と課題

 ヤマハの「RTX840」はローカルブレイクアウト機能を搭載しており、総務省が示す「地方公共団体情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」のα'モデルに適したルーターとして注目されている。ただし、Web会議やオンラインコミュニケーションに必要とされる「テナントアクセス制御」や「ファイルダウンロード制限」などの高度な要件には、RTX840単体では対応が難しく、別のセキュリティ製品との連携が求められてきた。

Sophos XGS107との組み合わせによる強化

 そこでアズムは、SophosのUTM「XGS107」との組み合わせによって機能を補完。XGS107が持つ「テナントアクセス制御」により、特定のテナントだけがアクセスできる細かなルール設定を可能にした。

J-LIS 2025以降の展開

 今回発表されるソリューションは、「地方自治体情報化推進フェア(J-LIS 2025)」での展示に加え、イベント終了後にはSophosとアズムが共催するウェビナーを通じて広く紹介される予定だ。ウェビナーの日程は後日公表される見込みで、地方自治体関係者にとって必見の内容となるだろう。

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