OpenAIアプリケーション担当のフィジ・シモCEOは9月4日、AIを使った求人プラットフォーム「OpenAI Jobs Platform」を発表した。企業と求職者をAIでマッチングするサービスで、求人SNS大手「LinkedIn」などの対抗勢力となる。2026年半ばまでに正式公開を目指す。
また、OpenAIは自社のオンライン学習プラットフォーム「OpenAI Academy」を通じ、「AIリテラシー」の習熟度に応じた認定制度「OpenAI Certifications」の試験運用を2025年後半に始める予定としている。
OpenAIではこの取り組みを通じ、アメリカ国内で2030年までに1000万人の認定取得を目指す目標を掲げている。これらは、米国政府が推進するAI教育拡充の取り組みに対応したものだ。
シモCEOは、AIによる職業の破壊的変化の懸念について、「OpenAIはその変化を防ぐことはできないが、人々がAIに習熟し、自らのスキルで企業とのマッチングが図れるよう支援はできる」と述べている。







