ビット・トレード・ワンは8月29日、USBケーブル/充電器などに対応した簡易チェッカー「USB Cable Checker3」(UCC3)の一般販売を、9月19日より開始することを明らかにした。価格は9328円。同社の公式通販サイトで予約を受け付けている。
UCC3は、接続したUSBケーブルやUSBポートで利用できる機能やその規格を確認できるデバイス。同社のヒット商品「USB Cable Checker2」の後継機で、筐体の小型化、新機能の追加(eMarker情報の読み取り/USBポートの仕様確認等)、最新USB関連規格の反映など、大幅なアップデートが施されている。
主な機能は以下のとおり。
●USB Cable Checker3の主な機能
■USBケーブル/ポートの仕様・コンディションなどの表示
USBケーブル(一部の情報は対応するケーブルとの接続時のみ表示)
・各端子の結線状態
・ケーブルタイプ
・抵抗値(GND線とVBUS線の合計)
・USB PDに供給可能な最大電力(W数)
・eMarkerの有無
・eMarker情報(対応USB PDバージョン/最大許容電圧/最大許容電流/サポートするデータ通信規格/Vconn端子への継続的な電流供給の必要性/レイテンシー/ベンダーID/Extended ID)
USBポート(一部の情報は対応するポートとの接続時のみ表示)
・USB PDバージョン
・パワーロール(充電/給電/両方)
・最大電力供給値(推測値)
・5V時の電流供給値(CC線抵抗による通知を反映)
・Discover Identityコマンドへの反応の有無
・対応するAlternate mode規格(DisplayPort/Thunderbolt)
・対応する充電モード
・EPR対応の有無
1台でUSBケーブル/ポートの仕様確認から状態の悪いケーブルの選別まで、さまざまな作業に対応できるのがUCC3最大の強み。
少々値は張るが、持っておくと便利な製品であることは確かだろう。















