OpenAIのサム・アルトマンCEOが9月4日、公式Xアカウントで、コーディングエージェント「Codex」の利用が過去2週間でおよそ10倍に急増したと明かした。
Codexは、OpenAIが開発する自然言語入力からプログラムコードを生成したり、コードレビューをしたりできるAIエージェント。ChatGPTのインターフェイスにも組み込まれ、指示に応じてクラウド上のサンドボックス環境でコードを自律的に実行する。
利用急増の背景には、以前から実施されてきたCodexの機能強化や利便性向上への対応がある。8月28日には新機能のリリースに対してユーザーから高い評価が集まっているとCEO自身が報告しており、これがエンゲージメント拡大につながった可能性がある。
AIによるコード生成ツールはAI企業の重要な競争分野となり、Anthropicが提供する「Claude Code」などが存在感を示している。8月28日には、イーロン・マスク氏のxAIも「grok‑code‑fast‑1」と名付けたエージェント型コーディングモデルを発表したばかりだ。







