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深い商品体験と創造の可能性を広げる新空間

ソニーストア銀座が9年ぶりの大幅リニューアル、推し活やゲーム観戦を通じて様々な交流を

2025年08月25日 06時00分更新

文● ASCII

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「推し活」も応援、個性的なストアのスタイリストとの交流も

 ソニーマーケティングの執行役員でカスタマーエンゲージメント本部の本部長を務める新宮俊一氏によると、スペックや機能などの説明を超えた「やりたいことを満たす」ための「体験軸の充実」がリニューアルのコンセプトとのこと。「深い体験を提供し、製品を使い倒してもらえる場にしていきたい」とコメントしてくれた。

 ソニーストア 銀座には「推し活」をしている若く個性的なスタイリストが揃っており、その個性を全面に押し出した接客ができる点も強みだという。

 これは「お客様のやりたいこと」を満たすために、「スタッフが寄りそう」ということでもある。同じ趣味を持つ人に対して、仲間としてその趣味に合ったカメラやオーディオ機器などを提案する。趣味を中心とした発信を今後も続けていくそうだ。顧客のエンゲージメントを高め、中心層である40代の男性から女性や20代、30代の若年層へとファンを広げていくことにくわえ、学生やサークル活動なども支援していきたいとのことだ。

 ソニーストア 銀座の店長を務める宮崎千夏氏も「お客様との距離感の近さ」がソニーストア 銀座が持つ特徴の一つであるとした。実際、同じアイドルを推しにするスタイリストと来客者との間で話が盛り上がり、スタイリストの撮影経験をもとに会場に合わせた機材の選び方やレンズの提案など、リアルに共感できるきっかけを提示できているという。また、撮影会などの企画も豊富。ユーザーとの距離が近い店舗と言える。

 ソニーストア 銀座ではリニューアルを記念したイベントも開催され、8月31日には「登山YouTuber とよの山遊び」のトークショーが行われる。これらは、リニューアルオープン後の新たなショップ体験を楽しむ良い機会となるだろう。

テレビやサウンドバーによるホームシアター体験なども従来同様の目玉となる展示だ。

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