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夏のアキバの風物詩「打ち水っコ大集合2025」開催、メイドさんが水を撒いた結果地表温度が6度下がる

2025年08月18日 15時00分更新

文● 佐藤ぽん 編集●北村/ASCII

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 秋葉原の夏の定例行事として知られる「うち水っコ大集合2025」が、8月9日に神田明神で開催された。NPO法人リコリタが主催するこのイベントは、2004年から続く企画。今年は第19回目の開催となった。

 開始時刻の10時になると、神田明神の社殿前にメイドさんたちが登場。今年参加したメイドさんは、秋葉原近辺に店舗を構える17店。朝早くから神田明神境内で待機していた大勢のファンは、メイドさんたちを拍手で迎えた。

 イベントが始まると、まずはNPO法人リコリタ・理事長 真田武幸氏が挨拶。真田氏は参加してくれたメイド喫茶各店と、集まったファンに感謝の言葉を伝えた。さらに来年は記念すべき20回目の開催となるため、引き続きの協力を求めた。

NPO法人リコリタ・理事長の真田氏。「国土交通省の研究によると、1平方メートルあたり1リットルの水を撒くと、周囲の気温が2度下がる結果が出ている」と語る

リコリタ・真田氏の「夏の秋葉原を少しでも涼しくしたい」という想いに賛同したメイドさんたち

 参加店舗の紹介が終わると、いよいよ打ち水がスタート。真田氏は用意した温度計で境内の地面を測定。まだ午前中だというにもかかわらず、地表温度は38度だった。

 すべての準備が整い、真田氏の合図に合わせてメイドさんたちが打ち水を開始。ひしゃくでていねいに水を撒く人、桶を振りかざして豪快に水をブチ撒ける人、三者三様の打ち水が行なわれた。

 打ち水の後半は、ファン参加型の打ち水。メイドさんだけでなく集まったすべての人が桶と柄杓を手に取り、全員で打ち水をスタート。登壇者とファンが入り混じって水を撒きあう楽しいイベントだった。

 用意したすべての水が境内に撒かれ、真田氏は再び地表温度を計測。結果はなんと、32度台まで下がっていた。

写真では32.8度だが、このあと32.6度まで下がった。打ち水の効果すごい!

 イベントの最後に真田氏は、「今年も打ち水の効果を示せてよかった。来年も開催するので、また参加してほしい」と集まったすべての人に感謝の気持ちを伝え、「打ち水っコ大集合2025」は終了した。

最後にやぐらに集合して記念撮影。打ち水は大成功だった。真田氏は「来年は20回目の記念イベントなので、気合を入れて企画したい!」と意気込みを語っていた。どんな打ち水イベントになるのか、いまから楽しみだ

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