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1/1.28型センサーで53gです!!

Insta360が大型センサー搭載の超小型カメラ「Go Ultra」を発表&実機写真レビュー

2025年08月22日 00時01分更新

文● みやのプロ(@E_Minazou)編集● ASCII

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 Insta360は8月21日に、小型アクションカムの最新モデル「Go Ultra」を発表した。価格は6万4800円で、22日から発売となる。

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

センサーが大きくなったが手のひらに乗るサイズ

 同社の「GO」シリーズの最新モデルで小型ハンズフリー4Kカメラ。カラーはホワイトとブラックの2色だ。

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

白と黒の2色展開となる

 53gの小型軽量で、1/1.28型の大型センサーとAIチップを内蔵し、4K60Pの動画撮影が可能だ。「GO 3S」の1/2.3型センサーより221%大きく、低照度のディテールは2倍に向上している。Insta360のフラッグシップ・アクションカメラ「Ace Pro 2」は1/1.3型センサーで8K30Pが撮影できるが、素子はそれより大きいことになる。

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

カメラは53g

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

アクションポッド(右)とカメラは磁石とツメで合体する

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

 カメラとしての焦点距離はフルサイズ換算で14.27mmで、F2.85、画角は156度。静止画は最高5000万画素での撮影が可能で、アクティブHDR、ライブフォトでは1250万画素で撮影となる。ISOは100~6400、シャッター速度は最高1/8000秒。

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

カメラの充電はアクションポッドのType-C端子から行う

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

アクションポッドの上部にはシャッターポタン

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

底部にはクイックリリースのツメ穴がある

 動画は最高で4K60Pでの撮影が可能で、4KアクティブHDR動画では逆光などの環境でも、ツブレや白トビなく背景と被写体を描写する。ポートレートモードではコントラストとシャープネスを抑え、顔の明るさを上げて、自然な肌色を表現する。4Kクラリティ―ズームでは2倍ズームアップの画角で4K動画を撮影可能だ。

 また、環境光センサーを新たに搭載し、ホワイトバランスの最適化と、周波数を特定してちらつきを防ぐ。AIチップは処理能力50倍で画質向上を実現している。

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

メニュー操作はアクションポッドの画面のスワイプで行う

 記録はマイクロSDカードで、4K60Pでは1分間で450MB必要となり、128GBのカードで4.8時間の録画が可能だ。

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

パッケージを開けるとカメラがトップに出現する

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

標準キットの内容

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

マイクロSDカードは別途用意が必要

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

マグネット式簡易クリップとは磁石で着脱する

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

磁気ペンダントも磁力で着脱する

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

磁気ペンダントを首から服の下に下げて、カメラは磁石で付ける

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

 フィルターは鮮やか、映画、ヴィンテージ、アーバン、ナイトを搭載。FlowState手ブレ補正で振動を吸収、水平維持では傾きを自動補正してくれる。StravaやGerminデバイスからGPSや速度、心拍数を受診して、画像に追加して記録することもできる。

 アクションポッドはIPX4防滴で、カメラ本体は水中レンズガードに交換すれば10mまで水中撮影が可能なIPX8防水仕様。

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

 バッテリーはカメラには500mAh内蔵で4K30Pで56分、アクションポッドは1450mAh内蔵で155分撮影できる。急速充電により12分で80%まで充電可能だ。

 サイズはカメラが46×45.7×18.3mm、アクションポッドが70.4×48.8×33.3mmで重さは53gと109gある。無線はBT5.4とWi-Fi6を内蔵する。

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

こちら、Mini 2-in-1 Tripod2.0 Remote Kit

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

こちらがQuick Release Mount

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

このように組み合わせて、Go Ultraを装着する

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

内蔵の三脚で自立可能

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

ロッドを伸ばせば約60cmの自撮り棒になる

 粘着性タブ、磁気ペンダントや、マグネット式簡易クリップ、子供向けクリップなどで体に装着し、ハンズフリーで撮影できる。ミニ・パワーハンドルは充電器、リモコン、三脚がひとつになったものだ。

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

指にハメてシャッターを操作できるRing Remote。左は充電器だ。

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

Easy Clip Headbandには、Go Ultraのカメラをクリップに装着してからセットする仕組み。

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

クリップのヒンジで角度が調節できる

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

Sticky Tab(粘着性タブ)は10枚セットだ

・Go Ultra標準キット
カメラ本体
アクションポッド
磁気ペンダント
クイックリリース安全コード
マグネット式簡易クリップ
レンズガード
Type-Cケーブル

Insta360がアクションカメラ「Go Ultra」を発表

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