Insta360は8月21日に、小型アクションカムの最新モデル「Go Ultra」を発表した。価格は6万4800円で、22日から発売となる。
同社の「GO」シリーズの最新モデルで小型ハンズフリー4Kカメラ。カラーはホワイトとブラックの2色だ。
53gの小型軽量で、1/1.28型の大型センサーとAIチップを内蔵し、4K60Pの動画撮影が可能だ。「GO 3S」の1/2.3型センサーより221%大きく、低照度のディテールは2倍に向上している。Insta360のフラッグシップ・アクションカメラ「Ace Pro 2」は1/1.3型センサーで8K30Pが撮影できるが、素子はそれより大きいことになる。
カメラとしての焦点距離はフルサイズ換算で14.27mmで、F2.85、画角は156度。静止画は最高5000万画素での撮影が可能で、アクティブHDR、ライブフォトでは1250万画素で撮影となる。ISOは100~6400、シャッター速度は最高1/8000秒。
動画は最高で4K60Pでの撮影が可能で、4KアクティブHDR動画では逆光などの環境でも、ツブレや白トビなく背景と被写体を描写する。ポートレートモードではコントラストとシャープネスを抑え、顔の明るさを上げて、自然な肌色を表現する。4Kクラリティ―ズームでは2倍ズームアップの画角で4K動画を撮影可能だ。
また、環境光センサーを新たに搭載し、ホワイトバランスの最適化と、周波数を特定してちらつきを防ぐ。AIチップは処理能力50倍で画質向上を実現している。
記録はマイクロSDカードで、4K60Pでは1分間で450MB必要となり、128GBのカードで4.8時間の録画が可能だ。
フィルターは鮮やか、映画、ヴィンテージ、アーバン、ナイトを搭載。FlowState手ブレ補正で振動を吸収、水平維持では傾きを自動補正してくれる。StravaやGerminデバイスからGPSや速度、心拍数を受診して、画像に追加して記録することもできる。
アクションポッドはIPX4防滴で、カメラ本体は水中レンズガードに交換すれば10mまで水中撮影が可能なIPX8防水仕様。
バッテリーはカメラには500mAh内蔵で4K30Pで56分、アクションポッドは1450mAh内蔵で155分撮影できる。急速充電により12分で80%まで充電可能だ。
サイズはカメラが46×45.7×18.3mm、アクションポッドが70.4×48.8×33.3mmで重さは53gと109gある。無線はBT5.4とWi-Fi6を内蔵する。
粘着性タブ、磁気ペンダントや、マグネット式簡易クリップ、子供向けクリップなどで体に装着し、ハンズフリーで撮影できる。ミニ・パワーハンドルは充電器、リモコン、三脚がひとつになったものだ。
・Go Ultra標準キット
カメラ本体
アクションポッド
磁気ペンダント
クイックリリース安全コード
マグネット式簡易クリップ
レンズガード
Type-Cケーブル







































