LINEヤフーは8月7日、「Yahoo!検索」において、約7500作品におよぶ映画レビューを生成AIが要約し、検索結果上に表示する機能の提供を開始したと発表した。
AIが“ネタバレ”に配慮し、膨大なレビューを読みやすく要約
本機能は、映画作品名や「作品名 レビュー」などで検索した際に、ユーザーから投稿されたレビューを生成AIが分析し、作品が評価されている点など特徴を最大3つまで要約して表示するものだ。物語の核心に触れるかどうかで「ネタバレなし」「ネタバレあり」の2種類の要約を選択できるため、鑑賞前のユーザーも安心して利用できる。対応プラットフォームは、「Yahoo! JAPAN」アプリ(iOS/Android)、スマートフォンブラウザー版「Yahoo! JAPAN」、および「LINE」アプリ内のウェブ検索となる。
同社が実施した調査では、映画の情報収集における課題として、約52.8%のユーザーが「レビュー件数が多くて必要な情報が見つけにくい」「情報が少なく特徴が分からない」と感じていたという。今回の新機能は、こうした課題を解決し、ユーザーがよりスムーズに観たい作品を見つけられるようにすることを目的としている。本機能は、レビューが投稿されている約7500作品に対応し、一定数以上レビューが増加した際には要約が更新される仕組みだ。
LINEヤフーは、チャット形式で情報を深掘りできる「AIアシスタント」機能など、これまでも生成AIを活用したサービスを提供してきた。今後も「Yahoo!検索」を通じて、ユーザーの疑問や課題を解決する情報を提供し、利便性向上に努めていくとしている。














