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写真や動画だけでなく、Windows環境を移行する際の一時的なファイル保存にも

データ転送が遅いと嘆く人にはThunderbolt対応のSSDがおすすめだ!

2025年08月08日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII

提供: OWC

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この記事の内容/OWC Express 1M2

・HotストレージかColdストレージかでストレージを選べ
・見た目もかっこいいOWCの外付けSSD
・Macユーザーに人気のOWC製品をWindowsユーザーにも
・写真の現像にもってこいの快適作業
・バックアップストレージとしても活躍
・Hotストレージとして手元に置いておきたい

HotストレージかColdストレージかでストレージを選べ

 ストレージはいくらあっても困ることはない。

 筆者の場合、仕事はもちろんイベントなどで個人的に写真を大量に撮影する機会も多いので、撮影データを保存するためにストレージを大量に所有している。しかもRAWで保存しているので現像作業も必須であり、作業時にはストレージ性能が作業効率に直結することもある。

 ここでちょっと難しいけれど、役立つお話を。そのようなストレージを運用する場合には、HotストレージColdストレージの考え方を導入すべきだ。

 Hotストレージとは頻繁にアクセスするデータを保存するためのストレージのこと、Coldストレージとはほとんどアクセスしないデータを保存するためのストレージのことである。

 Hotストレージは当然読み書き速度が速いほうが快適である。一方、Coldストレージはアクセス速度よりもバイト単価(容量と価格)を重視したストレージを選びたい。

 アクセス速度が速いSSDは、大容量になるほど価格も高くなる。すべてのストレージをSSDで賄うのは難しい。一方HDDは、アクセス速度は遅いものの、容量は最大で32TBもあり、価格対容量比もSSDより非常に高い。そのためSSDはHotストレージ、HDDはColdストレージと使い分けることで、費用対効果を高めることができる。

 最近ではパソコン内蔵のストレージは高速なSSDになっている場合が大半だ。これはHotストレージに分類されるわけだが、ノートパソコン側の容量が不足したらどうするか? あるいはバックアップや環境移行でHotストレージのデータを大量に移したいと思ったら? そんな時に役立つのが、Hotストレージに最適な外付けタイプのSSDである。

見た目もかっこいいOWCの外付けSSD

OWCの「OWC Express 1M2」のパッケージ。右がSSD内蔵タイプ、左がエンクロージャーのみのタイプ

 紹介するOWCの「OWC Express 1M2」は、M.2 NVMe SSDを内蔵し、USB4(Thunderbolt 4)接続により最大約3150MB/秒の転送速度を実現できるスタイリッシュな1台。1TB2TB4TB8TBを内蔵するタイプに加え、自分で買ったSSD(M.2 NVMe SSD)を収納するエンクロージャーのみのタイプが用意されており、用途と予算に合わせて選択できる。使ってみたらとても良かった。さっそくレビューしていこう。

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