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Geminiの新機能「Storybooks」は実質AI絵本メーカー! パパママ注目の“読み聞かせ”救世主

2025年08月06日 11時20分更新

文● サクラダ 編集●飯島恵里子/ASCII

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 米グーグルは8月5日(現地時間)、生成AI「Gemini」アプリにおいて、パーソナライズされた絵本を作成できる新機能「Storybooks」を発表した。想像した物語を説明するだけで、Geminiが独自の挿絵とナレーション付きのユニークな10ページの絵本を生成する。

写真やイラストから自分だけの絵本を自動生成

 本機能の大きな特徴は、ユーザー自身の写真やファイルを基にインスピレーションを得て、物語を生成できる点だ。ピクセルアートやコミック、クレイアニメ、かぎ針編み、さらには塗り絵スタイルまで、想像しうるあらゆるスタイルでビジョンを形にすることが可能だ。

 同社は具体的な活用例として、子供に太陽系のような複雑なトピックを説明する物語の作成や、兄弟に優しくすることの大切さを教えるといった教訓的な物語の創作を挙げる。例えば「息子は象が好きなので、主人公を象にしてほしい」といった要望にも応えられるという。ほかにも、子供が描いた絵をアップロードして物語の主人公にしたり、家族旅行の写真を基にオリジナルの冒険譚を作成したりすることもできる。

 Storybooks機能は日本語を含む45以上の言語に対応し、デスクトップ版およびモバイル版のGeminiアプリを通じてグローバルで提供を開始している。

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