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ASUSとの異色コラボも実現! Thermal Camp 2025が魅せた“美しいPC”の世界

2025年08月02日 16時47分更新

文● ドリル北村

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 Thermaltakeが未発売の最新製品を体験できるイベント「Thermal Camp 2025」をLIFORK AKIHABARA IIで開催した。

 会場ではCOMPUTEX TAIPEI 2025で発表した新製品をいち早く展示していた。来場者の注目度が高かったのはASUSとのコラボPCと、会場の中央に設置されたレーシングシミュレーター。そしてTORU氏の古民家MOD PCだ。

午後1時の開場を待つ人たち

毎年恒例のイベント「Thermal Camp 2025」が今年もやってきた!

注目度が高かった展示物がこちら

ModderのTORU氏がわずか2週間で制作した古民家MOD PC

PCケースの外側にスチレンボードや木材を貼り合わせて作ったそうだ

レーシングシミュレーター・コクピット「GR500」の体験コーナー

レーシングアドバイザーの大宮凛子さん(写真手前)とThermaltakeのMeiさん(写真奥)。大宮さんが走りのテクニックを、Meiさんがシミュレーターを説明してくれた

ASUSとのコラボレーションPC。ThemaltakeのPCケース「The Tower 600」にASUSのマザーボードとビデオカードを組み込んでいる

ASUSの背面コネクター仕様の製品BTFシリーズを組み込んだ「The Tower 600」も展示していた

Thermaltakeの新製品

 COMPUTEX TAIPEI 2025のThermaltakeブースで発表した製品を日本に運んでいち早く展示していた。日本での発売時期と価格は未定なものが多いが、日本で発売されればどれも人気が出そうではある。

「View 600 TG Black」。価格は149.99ドル(日本国内発売は未定)

フロントに20cmファンを2基搭載した「View 390 Air」。価格は149.99ドル。日本でも9月ごろに発売予定とのこと

八角柱、三面ピラーレスケースの「The Tower 600」。価格は189.99ドル(日本国内発売は未定)

Micro ATXケースの「TR 200 Black」とATXケースの「TR 300 Snow」。電源をフロントにマウントする構造で、最大7基のファンを取り付け可能。別売の6インチのLCDキットを導入すれば、システム情報をリアルタイムで表示できる。年内に発売予定

背面コネクター仕様のマザーボードに対応するピラーレスケース「View 380 XL TG ARGB」。価格は119.99ドル(日本国内発売は未定)

ASUSの展示コーナー

 今回のイベントでは、ThermaltakeがASUSに声をかけたことがきっかけでコラボが実現した。そのため、イベントで展示されているPCはASUS製のマザーボードとビデオカードが使用されている。ASUSはPCケースも製造販売しているので、ASUSが自社製PCケース以外でPCを組んで展示するのは稀。業界内の関係性が良好なことを示す好例といえるだろう。

最新マザーボードとビデオカードを展示

コラボPCに大満足な表情のASUS市川氏。今回の展示に際しては、カラフルなPCにしたくてThermaltakeに無理を言ってバンブルビー(黄色)のThe Tower 600を借りたそうだ。ケースの色とLEDの発光色を合わせているがポイント

配線を隠すのではなく見せるという新提案

 会場の一角では、Sleeving-Japan代表のTORU氏をゲストに招き、スリーブケーブルを使用した美しい配線テクニックのワークショップを実施。ドイツ製スリーブ「MDPC-X」を使用し、1本1本手作業で仕上げるカスタムスリーブケーブルの作り方を個別指導していた。

ワークショップで、ケーブルの作り方をレクチャーするTORU氏

スリーブケーブルで配線を包めば、写真のような見栄えの良いケーブルに仕上げられる

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