ハイレゾ・サブスクのQobuz(コバズ)が昨秋サービスを開始し、順調に加入者を増やしている。私もスタートとともに会員になり毎日、素晴らしい音質を浴びるように聴いている。
Qobuzはフランスで2007年にサービスを開始。現在では世界26ヵ国に向けて1億以上の楽曲を擁する世界規模の巨大配信サービスに成長している。
ハイレゾ配信に対応したサブスク型の音楽配信サービスは、TIDALなど海外のサービスが先行し、すでに日本でもAmazon Music HD やApple Musicなどを利用できる。これらのサービスがストリーミング配信のみであるのに対して、Qobuzはストリーミング再生に加えてファイルを購入してダウンロードできるという違いがある。
これには、まずはストリーミングで聴き、気に入ったら自分の財産としてファイルを手許に置くことができるというメリットがある。購入した音源はローカルで所有するのだから、たとえ配信が終了したとしても、そのファイルを再生できるし、USBメモリーなどに保存して別のシステムで聴くこともできる。
まずはそんなQobuzの特徴について見ていこう。

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