夏の風物詩、流しそうめん。よく考えると不思議な食べ物(食べ方)です。麺を水に流して食べるという方法を誰が思いついたのか。
歴史を紐解けば江戸時代にはすでに薩摩藩で「そうめんを水に流す」という方法が発案されていたそうで、昭和には商業化し、存在が普及。ときには、野球場の観客席で実施されることもありました。稀有な例ですが。
ともかく、あなたが流しそうめんをしたいとなったとしましょう。実は、意外と選択肢があるらしいんです。Amazon.co.jpで検索したら、関連商品が2000件以上出てくる。それでは、どれを選べばいいのか?
第一候補に挙がりそうなのが、タカラトミーアーツの「ビッグストリーム ザ・そうめんスライダー」(以下、そうめんスライダー)です。直販価格は9878円。
| Image from Amazon.co.jp |
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| ザ・そうめんスライダー |
2013年から続く同社の「流しそうめんシリーズ」の代表作であり、世界流しそうめん協会認定の公式機種でもあります。ホームパーティーや夏イベントで活躍するエンターテイメント型のおもちゃとして定評があるのだそう。
自分がそうめんスライダーに惹かれている理由は、以下の4つの特徴があるからです。
特徴1:モードが切り替えられる
特徴2:拡張性がある
特徴3:解説動画が親切
特徴4:ポケモン版まである
それでは、順に見ていきましょう。
特徴1:モードが切り替えられる
「びしょ濡れ上等!!」の力強さよ
まず、これ。普通に流れる「ノーマルモード」と、本体の頂点から水が吹き出す「アウトドアモード」が切り替えられるんです。
本体の頂点は「バッシャハウス」と呼びます。東京サマーランドのバッシャハウスを再現したそうです。東京サマーランドが監修しているらしく(なんで?)、本家さながらの勢いで、30〜50cmの高さで水が噴き出すらしいです。
「流しそうめんをしているときに水びたしになるとおもしろいのでは?」と考えた開発陣の会議が気になる
「流しそうめんでどうして濡れないといけないの?」と思われそうですが、これはもう「濡れたら楽しい」と思うしかない。どうせなら思いきり濡れたいという願望が叶えられるわけです。
特徴2:拡張性がある
自分だけのオリジナルスライダーを作り出せ!
複数パーツを組み替えることで、人数や場面に応じたレイアウト調整ができるのもポイントです。
「どうして流しそうめんに拡張性が必要なんだ?」と言われそうですが、自分好みにできるというのはやっぱり強いんじゃないかと思います。流しそうめんに対してだって、「自分だけのストーリー」がほしいというもの。そこで拡張性があるほうがいいだろうと思うのです。
特徴3:解説動画が親切
最近のおもちゃではもはや当然という感じですが、解説動画があります。しかし、タカラトミーアーツは歴史があります。ただ遊び方を紹介するだけではない。
有名なそうめん、「揖保乃糸」。この揖保乃糸をPRするお仕事をされているミス揖保乃糸による組み立て動画も、公式が用意しています。これで安心です。どういう配役なんだという気もしますが、とにかく本気度は伝わります。
特徴4:ポケモン版まである
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・R Kikaku ©Pokémon
「流しそうめんであってもキャラクターを使ったものがいい!」と思う人もいるでしょう。そのあたり、タカラトミーアーツアーツは抜かりがありません。
ポケットモンスター仕様の「そうめんスライダー ポケットモンスター」もあります。こちらは「レックウザ」をイメージしたスライダーとなっており、口から水が出て水流が作られるという構造になっています。
そうめんスライダーならではの水流を楽しめるパーツ「ピカチュウゲート」や、「クワッス」「ポッチャマ」「コダック」の「ウォーターホイール」も付属しており、スライダーを流れるそうめんとともにかわいらしい演出も楽しめます。
たとえば、あなたが餃子を食べたくなったとします。スーパーで素材を買って作ってもいいし、買ってきてもいいわけです。釣りに行きたくなったら、道具がなくても釣り堀に行くという手があります。
でも、流しそうめんは、そうはいかないんです。流しそうめんをするためのものがなくてはいけない。そうなると、いろいろなモードに切り替えられ、拡張性があり、使い方がわかりやすいそうめんスライダーがあればいいのではないでしょうか。
調理器具と一緒で、一度買ってしまえば、毎年のように使えます。「もう今年の夏も終わるし……」という心配は無用。これからの長い人生に流しそうめんをプラスしてみるのも一興ではないでしょうか。
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