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Ryzen 9 9955HXとRTX 5070 Ti 12GB Laptop GPUを採用

300Hzを存分に活かせる性能、いつでもどこでもFPSを遊びたいあなたにはこのゲーミングPCが最適!

2025年07月29日 11時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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300Hzのリフレッシュレートを宝の持ち腐れにしないゲーム性能

 では、実ゲームのベンチマークもチェックしていこう。今回は、本機のディスプレーが300Hzに対応していることもあって、FPS系の2タイトルをチェックした。

 まずは、「Apex Legends」のフレームレート計測結果から。解像度は2560×1600ドットで、グラフィック設定はデフォルトで高めの状態のまま計測した。射撃訓練場を周回した際のフレームレートを「Fraps」で計測している。なおApex Legendsでは、設定でフレームレートの上限を開放しても300fpsが天井となる。

 結果は、平均が257.908fps、最低が193fps、最高が300fpsという結果になった。Apex Legendsでは、平均が240fpsを超える結果になっているため、それ以上の300Hzという本機のリフレッシュレートをしっかり活用できているといえる。

 ちなみに、1920×1200ドットで同様の計測を行なったところ、平均が291.713fps、最低が247fps、最高が300fpsとなった。解像度よりフレームレートを重視したいという人は、1920×1200ドットでプレイするのもありだろう。

 2つめのタイトルは、6月に新たにグラフィックなどが強化されて生まれ変わった「レインボーシックス シージX」。グラフィックが大幅に向上されたため、その分負荷も高くなっている。

 こちらは2560×1600ドットで、グラフィック設定を「ウルトラ+」「最高」「超高」「高」「中」「低」に変更して計測している。結果は以下のとおり。

「レインボーシックス シージX」のゲーム内ベンチマークの結果

 グラフィックスが向上しているだけあって、設定をウルトラ+にしていると、平均フレームレートは124fpsと結構低めになった(それでも120fpsは超えているわけだが)。せっかく300Hzというリフレッシュレートに対応しているので、存分に活かしたいのであれば、設定を高か中に変更する、もしくは解像度を1920×1200ドットに落とすといいだろう。

 とはいえ、負荷が高くなったシージXでここまでのフレームレートを出せるというのは、ノートパソコンということも相まって好印象だなと感じる。

 以上の結果から、GALLERIA ZL9R-R57T-6は、リフレッシュレートが重要なFPSタイトルでも、300Hzのリフレッシュレートを余すことなく存分に活かすことができるゲーミングノートパソコンといっていい。

 最近のeスポーツの競技タイトルでいうと、高リフレッシュレートで遊べるように負荷は低めな作品が多い。そんな中で、レインボーシックス シージXはグラフィックを向上したことによって、比較的パソコンのスペックが求められるタイトルとなっている。そのため、本作でこれだけ十分快適に遊べるということは、そのほかの「VALORANT」や「オーバーウォッチ2」といった競技系のFPSタイトルも十分に遊べるはずだ。

 価格は33万9980円からとそれなりにするが、ゲームに仕事にクリエイティブにマルチに活躍できるパソコンを探している人にとっては、パフォーマンスに加えてリフレッシュレートや解像度も考慮すると、検討をオススメできる1台といっていいだろう。

 次回は、もう少し負荷の高いゲーム系のベンチ結果について紹介しよう。

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