MSI「MAG 274UPDF E16M」レビュー

文句のつけようがない!4K160HzとフルHD320Hzが切り替えできる、Mini LEDバックライト搭載のゲーミングディスプレーに降参です

文●飯島範久 編集●三宅/ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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 OSDの操作はスティックタイプのナビキーを採用しており、直感的に各種設定を行なえる。暗闇を見やすくしつつ全体的に視認性をよくする「AIビジョン」や対応グラボと連動してティアリングを抑える「Adaptive-Sync」、チラつきを抑える「アンチフリッカー」、目の疲れを軽減する「ブルーライトカット」など、ゲーミング機能から目の負担を軽減する機能まで、ユーザーの快適性を追求した機能が搭載されている。

OSDを操作するスティックタイプのナビキーは、本体センター下に備わる

OSDの画面は、ナビキーのあるセンターに表示。操作もしやすく見やすい

黒が引き締まっているだけでかなり印象が変わる

 実際に本製品を設置して試用してみた。本体サイズは約614×228×424mmで重量は約7.5kg。調整機構は充実していて、縦型ディスプレーにも対応しているので、ユーザーが利用しやすい状態で使えるはずだ。電源のACアダプターはかなり大きめだが、電源コード接続のためコンセントを塞ぐ心配はない。

スイベルは左右30°

チルトは-5°~20°

高さは最大110mm

ピボットは左右90°で縦画面にも対応

 実際にゲームをプレイしてみたが、RAPID IPSパネルのキレに加えて、黒が引き締まって見えるために非常に見やすく感じる。もちろん、黒い線やコントラストのある色が隣り合っていると、OLEDのような黒の表現は無理だが、暗い領域が広がった感じは通常の液晶では味わえない表現力を備えている。

デュアルモードでフルHD表示にしたときは320Hz駆動で表示。写真ではブレが見られるが、肉眼だと残像感はほとんどない。画面は「Blur Busters」のテストサイトで「Ghosting」を表示

4K表示にしたときは160Hz駆動で表示されるため、ゲームによって使い分けが可能

 広色域と4Kという作業領域の広さと高精細感はクリエイティブな作業にも向いていて、160Hzリフレッシュレートはスクロールしたときの滑らかさは非常に高い。

Adobe「Lightroom Classic CC」の画面。4K解像度でないと作業領域が限られる

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