「GALLERIA ZL9R-R57T-6」をチェック、Ryzen 9 9955HXとノート向けGeForce RTX 5070 Ti搭載
ゲーマーのQOLを爆上げ? どこでも300Hzで練習可能な26型ゲーミングノートPCがほしい
2025年06月28日 11時00分更新
私は常々、PCゲーマーとしてのQOLはいかにして上がるのかを考えている。目的のタイトルが快適に動くゲーミングデスクトップパソコン、ゲームの操作性を向上するキーボードやマウス、ゲームパッド、ゲーム音の質を上げるゲーミングヘッドセットやイヤフォン、スピーカーなどなど。
そういったものをすべてそろえていって満足いくものがそろったとき、そこからさらにQOLを爆上げしてくれるのが、“ゲーミングノートパソコン”だと思っている。
もちろん、パソコンデスクが狭くてデスクトップではなくノートパソコンでゲームしたいという人、仕事用パソコンとゲーム用パソコンを買う予算がなく、どっちも1台でこなしたい人にこそゲーミングノートパソコンは最適なのだが、デスクトップ環境ですべてそろえた人にも、個人的にはゲーミングパソコンの導入をオススメしたい。
ゲーミングノートパソコンを導入するメリットは、以下だ。
・どこでも快適なゲームプレイが可能になる
・出張時や帰省時の夜に、やることがなければゲームできる
・仕事のメインマシンと併用すれば、仕事も快適
・ゲームだけでなく、写真・動画編集もこなせる
・AIの画像生成といった処理が、スタンダードノートパソコンより快適
逆に、考慮しておくべきデメリットは以下になる。
・デスクトップと比べると少し割高
・スタンダードノートパソコンと比べると重い
・スタンダードノートパソコンと比べると排気音が大きいシチュエーションがある
・カスタマイズ性が低いため、最初のカスタマイズがデスクトップより重要
ゲーミングノートパソコンは、用途をゲームのみと考えるとどうしても割高に感じてしまう。しかし、デスクトップと異なり出先にも持ち運べるので、仕事でもノートパソコンを使うのであれば、買い替えの際にゲーミングノートパソコンを購入すれば、ゲーム用、仕事用で別に買わなくてすむ。
また、最近のゲーミングノートパソコンは不可が軽い用途と重い用途で使用するグラフィックス機能を使い分ける製品が多く、仕事の軽い作業であれば駆動音が静かなことも多い。
ただし、重さはどうしても重くなるため、手提げバッグよりはリュックで持ち運ぶことをオススメしたい。加えて、カスタマイズ性はデスクトップパソコンと比べて低いため、用途を想定してメモリーやストレージはあらかじめカスタマイズしておく必要があるのは注意したい。
以上され考慮できれば、ゲーミングノートパソコンを手に入れると、ゲーマーとしてのQOLは上がるはずだ。私もゲーミングノートパソコンを購入してからは、実家で暇な時間はゲームをプレイしているし(田舎過ぎて夜やることがない)、仕事で写真・動画編集を快適にこなせているので、ゲーミングパソコンを買ってよかったなと思っている。そして、だいぶ古くなってきているので、そろそろ買い替えを……なんて考えもしている。
そんななか、気になっているのが「GALLERIA(ガレリア)」ブランドの16型ノートパソコン「GALLERIA ZL9R-R57T-6 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版』(以下、GALLERIA ZL9R-R57T-6)」だ。
Ryzen 9 9955HXとGeForce RTX 5070 Ti 12GB Laptop GPUを搭載しており、本機の解像度となる2560×1600ドット、リフレッシュレート300Hzでも快適にゲームが遊べそうな性能を持っている。価格は33万9980円。
重さは約2.4kgで、持運ぶならリュックを用意したほうがいい
シンプルデザインで仕事にも流用しやすい
GALLERIA ZL9R-R57T-6は、およそ幅357×奥行256×高さ31mmで、重さは約2.4kg。普段、フットプリントはスタンダードな16型とさほど変わらないと思うが、重さはスタンダードと比べるとやはり重め。毎日持ち運ぶこともできなくはないが、その際は先述のとおりゲーミングノートパソコンが入るリュックを用意することをオススメしたい。精密機械ではあるので、できればパソコンを入れるポケットが確保してあるものがよい。
カラーは全体的にシルバーで統一してあり、天板にはGALLERIAのロゴのみとシンプル。ゲーミングパソコンだと天板にRGBライトが仕込んであるモデルもあるが、本機ではそういった要素はないので、仕事でも使いやすいのはポイントといえる。
ちょっとの差で作業効率は意外と結構変わる?
16:10と縦が少し長い16型ディスプレー
ディスプレーは16:10の26型で、16:9のディスプレーと比べると若干縦長となる。実際に使ってみると、この縦長が意外と役に立つ。例えばExcelを使うときは列が長めに表示できるし、ウェブブラウジングの際もより多めの情報を一度に表示可能だ。
ちょっとの差に感じるが、この差がジワジワと便利だな~と感じるようになる。高額なゲーミングノートパソコンだけに、長く使うことが想定されるので、“地味に便利”が多いのに越したことはない。
解像度は2560×1600ドット。16:9でフルHDに近い1920×1200ドットより高精細で、これと16:10のアスペクト比により、多くの情報を1度に表示しておけるというわけだ。ウェブページを開いて確認しながら、資料作成といった際にも便利だ。
そして、リフレッシュレートは300Hzに対応している。私の自宅のディスプレーでさえまだ240Hzなのに……と嫉妬しつつ、300HzはかなりFPSやTPSでも役に立つだろう。とくにFPSやTPS系は、毎日エイム練習したいという人もいると思うので、リフレッシュレートが高いのは魅力ではないだろうか。
ディスプレー上部には、フルHD画質のウェブカメラと、Windows Hello対応のIRカメラを内蔵している。仕事で使う際には、高いセキュリティーが求められる。とはいえ、いちいちパスワードを入力してログインするのは面倒だ。そんなときに、Windows Helloが使えるとカメラでユーザーを認識してログインしてくれるので、セキュリティーを保ちつつ素早いログインが可能なので便利だ。









