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エレコム ルーター脆弱性対策:ファームウェア更新で安全なネット環境へ

2025年06月24日 15時30分更新

文● さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 エレコムは6月24日、無線LANルーターをはじめとする一部のネットワーク製品に対し、セキュリティ向上のためのファームウェアアップデートを実施することを発表した。

 このアップデートは、特定の脆弱性を解消し、安全なネットワーク環境を提供することを目的としている。

 今回のアップデートが対象としている製品は、「WRC-2533GST2」、「WRC-1167GST2」、「WRC-X3000GS」、「WRC-X3000GSA」、「WRC-X3000GSN」である。

 それぞれのモデルには、特定のファームウェアバージョン以上が必要とされ、一部の脆弱性に対処するための更新が施されている。たとえば、WRC-2533GST2はVer.1.33以降、WRC-1167GST2はVer.1.36以降のファームウェアが必要となる。

 脆弱性には悪意のある第三者がログインし、特別に作成されたファイルをアップロードすることで、任意のコードが実行される可能性が含まれている。エレコムは、初期設定ではファームウェアが自動で更新されるようになっているが、設定を変更したユーザーには手動でのバージョン確認を推奨している。

 ユーザーは、エレコムの公式ウェブサイトからファームウェアの最新バージョン情報を確認し、必要な手順に従ってアップデートを行うことが求められる。

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