
PayPayカードは6月23日、PayPayカードをかたる不審なメールが確認されているとして、注意喚起を発表しました。
「不審なメールを受信した場合には、送られてきたメールそのものを開かずに削除してください。フィッシングメールかどうかの判断が難しい場合には、メール内のリンクはクリックしないようお願いします」としています。
なお、PayPayカードでは「フィッシング詐欺にあわないために」という注意喚起のページも公開しています。
紹介されているフィッシング詐欺の一例を挙げると、まず、架空の利用明細を記したフィッシングメールが送られてきます。被害者が偽メール内の利用明細ボタンをタップすると、本物の公式サイトに飛ばされます。そこでログイン情報を入力してしまうと、記されている金額が詐欺師に送金されてしまうという手口です。
PayPayカードの「フィッシング詐欺にあわないために」より、PayPayカードをかたるフィッシングメールから送金させる手口の開設
しかし、PayPayカードからの請求メール(利用速報メール)には、明細を確認するためのリンクが存在しません。明細確認から飛ばされた場所であらためてログインさせて支払わせることもないため、そのような体裁のメールはニセモノと判断してよいでしょう。
身に覚えのないPayPayカードからのメール/SMSのURLは開かず、PayPayアプリで確認するのが基本。万が一フィッシングメールが届いても、毎回、直接PayPayアプリを開いて確認する習慣を付けるのもよいでしょう。とにかく、「メール内のURLをクリックしない」することが大切です。
不審なメールが届いて個人情報を入力してしまった場合は、公式のヘルプを確認した上で、PayPayアプリもしくは公式サイトの会員メニューから連絡しましょう。












