2025年日本国際博覧会協会は6月20日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で使用された資材のリユースを推進するマッチングサイト「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」において、建材・設備の第2期公募を開始したと発表した。会場のシンボルとして設置される「ミャクミャクモニュメント」も出品物に含まれており、注目が集まる。
ミャクミャク様から厨房機器まで、万博の“遺産”がリユース市場に
今回の公募は2025年6月20日から7月18日までの期間で実施される。出品物には、公式キャラクターをかたどった「ミャクミャクモニュメント」をはじめ、会場内で使用される「ガーデンパラソル」や「案内サイン」のほか、「洋風大便器」や「厨房機器一式」といったアイテムが含まれており、万博の雰囲気を未来に引き継ぐ多様な品々がラインアップされている。
「ミャク市!」は、万博のサステナビリティを推進する「グリーン万博」の取り組みの一環。サイトは「施設等の移築」「建材・設備のリユース」「什器・備品のリユース」の3つのカテゴリーで構成されている。建材・設備のリユースは2025年9月末まで、閉幕後の什器・備品のリユースは2025年10月頃から2026年3月末まで運営される予定で、今後も継続的に万博の資産がリユース市場に提供される計画だ。













