Windows 11ノートはASUSで決まり! 美しさ・軽さ・駆動時間が◎の14型「ASUS Zenbook 14 UM3406KA」がほしすぎる
美しい映像をノートで楽しみたいなら、断然ASUS! 100%DCI-P3の高画質な14型OLEDで堪能
ここ数年で動画ストリーミングサービスが急速に普及し、従来よりコントラストや色彩が豊かなHDRコンテンツを気軽に楽しめるようになった。そうした映画やドラマを視聴する際に威力を発揮するのが、スマートフォンでも採用が進んでいるOLED(有機EL)パネルだ。各画素が独立して発光・消灯するため完全な黒を表示でき、発色もよいのが理由。明暗差の大きなシーンや鮮やかな色彩を、よりリアルに再現できる。
「Zenbook 14 UM3406KA」にも、そのOLED(有機EL)パネルが搭載されている。画面サイズは14インチで、アスペクト比は16:10。画面周囲の枠(ベゼル)が細い狭額縁デザインを採用しており、画面占有率は約87%に上る。解像度やリフレッシュレートはモデルによって異なり、「UM3406KA-AI7325W」と「UM3406KA-AI5165W」がWUXGA(1920×1200)/60Hzで、「UM3406KA-3AI7321W」がより高精細で滑らかなQWXGA+(2880×1800)/120Hzとなっている。
いずれも、一般的なアスペクト比16:9のディスプレイに比べて上下方向に情報量が多いため、Webページやビジネス文書を見やすく表示することが可能。特に縦に長いページや文書を閲覧・編集する際はスクロールの量や頻度が減って作業効率がアップする。
実際に内蔵ディスプレイで作業してみて、まず印象に残ったのが、その表示の美しさと正確さだ。一般的なノートパソコンのディスプレイだと再現が難しいような彩度の高い色も、本来のあざやかさで表示される。それもそのはず、画面上で再現できる色の範囲(色域)はデジタルシネマ向けの規格であるDCI-P3比で100%、一般的なコンピューターの国際標準規格sRGB比で133%と非常に広い。しかも工場出荷時にキャリブレーションを行なうことで色精度を高め、プロクリエイター向けディスプレイ並みのΔE<1を実現しているという。
さらに国際標準色であるPantone認証や、高品質なHDR表示性能の証であるDisplayHDR True Black 600認証なども取得済み。趣味やビジネス用途はもちろん、繊細な色を扱う写真編集や動画編集などのクリエイティブ用途でもおおいに活躍してくれそうだ。
このほか、ドイツのテュフ・ラインランドの低ブルーライト認証も取得しており、目への負担が少ないよう配慮している。仕事や趣味で長時間画面を見続けることが多い人にはうれしいメリットだ。
ディスプレイ上部にはWindows Studio Effectsに対応した207万画素の「ASUS AIカメラ」が内蔵されている。同カメラはAIを利用して被写体を自動検出し、その背景をリアルタイムでぼかしたり、被写体が動き回っても自動でフレーム内に収まるよう調整してくれたりするのが便利。また、環境ノイズを低減してクリアな音声にできるAIノイズキャンセリングなどの機能も搭載されており、オンライン会議やビデオ通話を快適に行えるのだ。
ディスプレイ上部には「ASUS AIカメラ」が搭載されている。画素数は207万画素で、Windows Helloの顔認証に対応した赤外線カメラを内蔵する。カメラ部分を物理的に隠せるプライバシーシールドも搭載されている
このカメラはWindows Helloの顔認証にも対応しており、パスワードレスでロック解除やサインインすることも可能。使わないときはスライドさせることでカメラ部分を物理的に隠せるプライバシーシールドも内蔵されており、意図しない映り込みを防げるため安心だ。
タイピングしやすく静かでうれしい、「ASUS ErgoSenseキーボード」も魅力
本体にキーボードが内蔵されていて交換できないノートパソコンの場合、文字入力のしやすさも気になる部分だろう。「Zenbook 14 UM3406KA」には打鍵感にこだわって開発された「ASUS ErgoSenseキーボード」が搭載されており、外付けのフルサイズキーボードに負けない打ちやすさを実現している。
実際に使ってみて感心したのが、その打鍵音の静かさ。キーを支えるパーツをハサミのようにクロスさせるシザーキー機構を採用しており、押したときの音と共振を最小限に抑えているという。そのためか勢いよくタイピングしてもカチャカチャした耳障りな音はせず、文字入力に集中しやすかった。これなら周囲が寝静まった夜でもタイピング音で家族を起こしてしまう心配は少なそうだ。
キーの押さえやすさも良好で、キーピッチは約19.05mm、キーストロークは1.4mm確保されている。またキーキャップが0.3mmほど凹んでおり、指先でキーの中心を捉えやすくなっているのも特徴。実際、タッチタイピングの際に間違えて別のキーを押してしまうようなミスも起きにくかった。このほかバックライトが内蔵されており、暗所でキーを視認しやすいのも使い勝手に優れる部分だ。
タッチパッドは人間工学に基づいて開発されたという「ASUS ErgoSenseタッチパッド」が採用されている。実測で幅が約130mm、奥行き約75mmと大型で、スクロールやドラッグ&ドロップなどの操作がしやすく感じた。マルチタッチジェスチャーに対応しており、3本指スワイプでアプリを切り替えたり、4本指スワイプでデスクトップを切り替えたりすることもできる。
ユニークなのは、タッチパッドの端をなぞることでさまざまな操作ができる「スマートジェスチャー」にも対応している点。たとえば、右辺をなぞると輝度を調節でき、左辺ならボリュームを調整できる。上辺なら動画の再生や巻き戻し、スキップなどの操作が可能だ。ファンクションキーなどでも可能な操作だが、スマートジェスチャーの方がより直感的で使いやすく感じた。






