マイクロソフトが6月11日に公開した「Windows Update」の適用後、一部PCの起動に問題が発生することがわかった。国内メーカーでは富士通が6月13日に、マウスコンピューターが6月16日にそれぞれ概要を発表している。
両社の対象機種と主な症状は、以下のとおり。
●富士通(6月16日現在)
■主な症状
・Windows 10環境のデバイスが起動できなくなる
■対象機種
2015年下期モデル
・ESPRIMO:D556/M、D556/MX、D586/M、D586/MW、D586/MX、D956/M、Q556/M、J529/FA、N529/FA
・CELSIUS:J550、W550
2016年下期モデル
・ESPRIMO:D556/P、D556/PX、D586/P、D586/PW、D586/PX、D956/P、Q556/P、Q556/PW、Q956/MRE
・CELSIUS:J550、W550
●マウスコンピューター(6月16日現在)
■主な症状
・メーカーロゴ画面から先へ進めない状態になる
・「自動修復を準備しています」の画面でフリーズする
■対象機種
・一部のノートPC
富士通では、問題が発生したWindows Updateの配信を一時停止する措置を実施。今後、同社の調査、検証で問題なしと判断された機種については、順次配信を再開する方針だ。
一方、マウスコンピューターは、特定のBIOSバージョンが原因とみられると発表。対策がまとまり次第、順次案内するとしている。
6月のWindows Updateを巡っては、海外の掲示板サイト「Reddit」等でも複数のユーザーから不具合の報告が挙がっており、富士通やマウスコンピューター以外のWindows PCにも影響が出ている可能性がある。













