マイクロソフトは6月10日(現地時間)、Windowsの月例セキュリティー更新プログラム(2025年6月分)を公開した。「緊急」レベルや、すでに悪用が確認されている脆弱性も含まれており、特段の理由がなければ早期のアップデートが推奨される。
深刻度の高い主な脆弱性は以下のとおり。
■深刻度:緊急
リモートでコードの実行が可能
・Windows 11(24H2/23H2)
・Windows 10(22H2)
・Windows Server 2025(Server Core installationを含む)
・Windows Server 2022, 23H2(Server Core installationを含む)
・Windows Server 2019/2016 (Server Core installationを含む)
・Microsoft Office
・Microsoft SharePoint
■深刻度:重要
リモートでのコードの実行が可能
・Microsoft .NET
・Microsoft Visual Studio
情報漏えい
・Remote Desktop client for Windows Desktop
なりすまし
・Microsoft Azure
Windows OSに関しては、Windows Updateを自動に設定することで、更新プログラムが順次適用される。また、Windows Updateのメニューから手動で適用することも可能だ。













