このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

ASUS「VY229HF」

1万4000円なのにこの性能? 目にやさしいASUSのゲーミングディスプレーを試してみた

2025年08月17日 14時00分更新

文● 松永/ASCII 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
VY229HF

ASUSのディスプレー「VY229HF」

ゲーム中の目にやさしい
ASUS「VY229HF」で快適な毎日を

 自宅でのパソコン作業やゲーム時間が増える中、「目の疲れが気になる」「長時間の使用に不安がある」といった悩みを抱える人も多いはず。特に、画面のちらつきやブルーライトによる眼精疲労は、集中力の低下にもつながります。

 そんな目の負担を軽減しながら、ゲームや映像視聴も快適に楽しめるディスプレーが、ASUSの「VY229HF」。100Hzのリフレッシュレートや1msの応答速度といったスペックを備えつつ、目に優しい機能が充実。価格も1万4000円前後と抑えめで、導入しやすいモデルです。

 ブルーライト軽減機能やフリッカーフリー、ゲーミング用の補助機能も搭載しており、エンタメにも仕事にもバランスよく対応。今回は実際の使用感をもとに、本機の魅力を紹介していきます。

価格以上の機能を搭載

 本製品は、TÜV Rheinland認証を取得したASUSブルーライト軽減機能を搭載しており、設定はOSDメニューからスライダー形式で調整でき、使用シーンに応じた柔軟なカスタマイズが可能です。

 また、ASUS Flicker Freeテクノロジーにより、画面のちらつきを抑えることで、眼精疲労の軽減にも効果を発揮します。作業や学習、動画視聴など、長時間画面を見る人にとって大きなメリットとなるでしょう。

VY229HF

目に優しい「EyeCare」の設定。ブルーライト軽減機能などを搭載

 100Hzの高リフレッシュレートと1msの応答速度(MPRT)を実現し、アクションゲームやFPSでも滑らかな映像表示が可能。Adaptive-Syncにも対応し、ティアリングやカクつきの少ないゲームプレイを楽しめます。

 さらに、GamePlus機能ではクロスヘアやFPSカウンターなどを表示でき、プロゲーマーの意見をもとに設計された補助機能がゲーム中の操作をサポート。プレイの質や練習効率の向上にも役立ちます。

VY229HF

ゲームを楽しむにも十分な性能

 22インチのモデルですが、ラインアップには23.8インチの「VY249HGR」や、より大画面の27インチ「VY279HGR」も用意されています。これらのモデルは120Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度で、滑らかな映像表示が可能です。

 使用スペースや目的に合わせてサイズを選べるのは大きな利点。デスクがコンパクトな人は省スペースな22インチモデルを、大きな画面で没入感を求める方は27インチモデルを、といったように環境に応じて選べます。

VY229HF
VY229HF

23.8インチ、27インチのモデル

映像入力端子は少なめ

 低価格のモデルということで、映像入力端子はHDMI 1.4とVGAのみと少なめ。DisplayPortやUSB Type-Cの端子がないため、複数のデバイスを接続したい場合は制約を感じる場面があるかもしれません。

 特に、USB Type-C搭載ノートPCとの接続や最新ゲーム機との併用を考えているユーザーは注意が必要です。

VY229HF

映像入力端子はHDMI 1.4とVGAのみ

 スタンドはチルト(上下の角度調整)のみに対応しており、高さ調整やスイーベル、ピボットには非対応。VESAマウント(100×100mm)には対応しているため、モニターアームなどを併用することで柔軟な配置は可能です。

 そのまま使用する場合は、デスクの高さや着座姿勢との相性に注意が必要です。快適な視線の高さに合わせるには、外付けスタンドやアームの導入を検討するとよいでしょう。

VY229HF
VY229HF

チルト(上下の角度調整)のみ。高さ調整やスイーベル、ピボットには非対応

目にやさしく、ゲームにも強いエントリーモデル

 ASUS「VY229HF」は、長時間使っても疲れにくいブルーライト軽減・フリッカーフリー機能を備え、毎日の作業や学習にぴったりの一台。価格帯を考えると、目への配慮がここまで施されている点は魅力的です。

 加えて、100Hzリフレッシュレートや1ms応答速度、ゲーム向けの補助機能を備えており、ライトゲーマーにも十分対応。映像が滑らかに表示されるため、動画視聴や日常使いでも快適さを感じられます。

VY229HF

仕事でサブディスプレーとして使いたい!

 接続端子の少なさやスタンドの調整範囲には注意が必要とはいえ、コストパフォーマンスの高い製品であることは間違いなく、目の健康に配慮したモニターを探している人にはオススメのモデルです。

■Amazon.co.jpで購入

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

ASCII倶楽部

注目ニュース

  • 角川アスキー総合研究所

プレミアム実機レビュー

ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン