アドビは、生成AI機能である「Adobe Acrobat AIアシスタント」が、「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」に認定されたことを発表した。この認定を受け、2025年4月28日に「ISMAPクラウドサービスリスト」に登録されている。
2023年に「Adobe Document Cloud」が、アドビのサービスとして初めてISMAPに登録されており、今回がアドビのAI機能における初の登録事例となる。
ISMAPは、政府のクラウドサービス調達におけるセキュリティ水準の確保を図り、円滑な導入に資することを目的とした制度。各政府機関のサービス調達は、原則としてISMAPクラウドサービスリストを対象に行われ、民間企業においても、一定の情報セキュリティ対策が担保されたサービスを導入できる。
Adobe Acrobat AIアシスタントは、Adobe Acrobat/Readerに組み込まれたAI機能であり、文書を解析し、要約を生成したり、文書に関する質問に答えたりすることで、業務の効率化を推進する。
アドビでは、今回のISMAP登録にあたり、初期段階からコンプライアンスとセキュリティ対策を統合する同社の開発アプローチが寄与したとする。











