XREAL OneとXREAL Eyeって何ができるのか?
XREAL Oneは、2025年1月に出たばかりのARグラスだ。片目フルHD(1920×1080)のMicro-OLEDを積んでいて、映像の美しさは折り紙付きだ。視野角も50度とけっこう広く、ウルトラワイドスクリーン(32:9)の表示もできる。さながら仮想的な曲面ワイドスクリーン。作業スペースが横にグーンと広がる感じで、なかなか快適そうだ。
本体重量は約82g。メガネをちょっと重くしたくらいの重さだから、長時間かけていてもそんなに苦にならなそうだ。接続はUSB-Cケーブル1本でOK。Macにもスマホにもすぐつながるし、何より配線でごちゃつかないのがありがたい。
音響はBose監修。耳をふさがないスピーカータイプなのに、音に立体感があってちゃんと聞こえる。Microsoft TeamsやGoogle Meetでビデオ会議をするときも、仕事の合間にちょっと動画を観たいときも、イヤホンいらずで快適だ。
XREAL Eyeは、その名のとおりXREALの“目”だ。XREAL Oneに装着して、カメラによる撮影と、6DoFによる空間認識機能を実現する。つまり、自分の頭が動いても、画面が空間にピタリと固定され、その場にとどまってくれる。この“画面固定感”が重要で、作業効率アップができるのではないか──そんな期待から試してみた。

















