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レゾナック、ランサムウェア被害 緊急対策本部設置

2025年05月21日 10時15分更新

文● G. Raymond 編集●ASCII

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 化学素材メーカーのレゾナック(旧・昭和電工グループ)で2025年5月20日、深刻なセキュリティインシデントが発生した。現時点ではまだ被害の全容は明らかになっていない。

 発表によれば、同日火曜日に外部からの不正アクセスを受け、一部のサーバーがランサムウェアに感染したことが確認された。レゾナックは直ちに外部の専門家の支援を得て調査を開始し、社内に緊急対策本部を設置。現時点では被害の全容は明らかになっていないものの、感染の拡大を防ぐため、ネットワークの遮断などの対策を講じているという。

 同社によれば、2025年5月20日15時30分現在で、被害の封じ込めとシステムの復旧に向けた作業が続けられている。取引先や関係者への影響を最小限にとどめるため、業務への支障を抑えるべく対応を進めているとのこと。今回のインシデントが今後の業績に与える影響については精査中であり、重大な影響が認められた場合には速やかに公表予定としている。

 

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