MSIのQD-OLEDパネル搭載モデル「MAG 271QP QD-OLED X24」レビュー
残像感ゼロの喜び!ゲーミングPCを最高の環境にするなら一択のOLEDディスプレーが価格ダウンで登場したので極上体験してみた
インターフェースを見直しLEDイルミネーションが省かれる
外観のデザインとしては、背面部分は若干変更があったものの、上位モデルに比べそれほど大きな変化は見られない。高い熱伝導性のグラフェンフィルムと専用設計されたヒートシンクの採用はそのままで、冷却ファンを必要とせず効率よく放熱されるため、パネル周囲部分はかなり薄くなっている。
インターフェースは価格を下げるために見直され、HDMI 2.1(HDCP:2.3)×2、DisplayPort 1.4a(HDCP:2.3)×1、ヘッドホン出力×1のみとなり、シンプルな構成になった。電源内蔵型はそのまま維持されており、設置時にコンセント問題で悩むことはない。
また、上位モデルにはLEDイルミネーションが搭載されていたが、本製品では省かれている。LEDイルミネーションがあるとゲーミングディスプレーらしいのは確かだが、最近のMSI製品でも非搭載モデルが多くラインアップされている。設置したときに背面が壁の場合は直接目にしないので、それで価格が下がるのであれば、そのほうがありがたい環境の人もいるだろう。
OSDの操作は、スティックタイプのナビキーを採用しており、操作性は問題ない。暗部も自然に見やすくする「AIビジョン」やティアリングを抑える「Adaptive-Sync」機能を搭載。画面のちらつきを抑える「アンチフリッカー」や目の疲れを低減する「ハードウェアブルーライトカット」も備えており、目に優しい設計になっている。
はっきりくっきり高画質でプレイできる喜び
実際に設置してゲームをプレイしてみた。サイズは約609(W)×242(D)×416(H)mmと、上位モデルとほぼ変わらず、調整機構もスイベルが左右30°、チルトが-5°~20°、高さ調整が最大110mm、ピボットは左右90°と同じだ。こうした調整機構を省かなかったことはありがたい。
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
sponsored
物価高なのに性能アップで価格を下げるという、ありがたいゲーミングディスプレーを複数買いしたい -
sponsored
液晶に戻れない!ゲーミングPCの性能を最大限引き出す360Hz、GTG0.03msのOLEDディスプレーが究極すぎた体験記 -
sponsored
一度画面を見たら液晶では満足できなくなる…究極のゲーミングディスプレー「MPG 321URX QD-OLED」のヤバさをレビュー -
PC
レノボ、WQHD&140W給電&120Hz対応の27型ワイド液晶 -
sponsored
最高のゲーミング環境じゃないか!憧れの4K OLED・240Hzゲーミングディスプレーを試したら3D酔いしづらかった -
sponsored
文句のつけようがない!4K160HzとフルHD320Hzが切り替えできる、Mini LEDバックライト搭載のゲーミングディスプレーに降参です -
sponsored
ゲーミングモニター選びは解決!31.5インチで4K160HzとフルHD320Hzに両対応。GTGだって0.5mで欲しい機能を詰め込んだ決定打の1台









