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T教授の「戦略的衝動買い」 第826回

非現金派がミニマム財布を再検証 結果はベルト財布を衝動買い

2025年05月10日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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海外のお金持ちはジップロックを財布に使う
という話を聞いて実際に試した

 番外編その1として、キャッシュレス時代の現金の持ち歩き方法をネットでいろいろ調べると、必ず出てくる「Ziploc」(ジップロック)を活用した収納。ただの冷凍食品の袋だと思っていた筆者だが、「海外のセレブはZiplocを財布代わりに使っている!」なんて嘘のようなおバカな話を鵜呑みにして同じことをやってみた。

財布
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ジップロックを財布代わりに使うというのも試したが、その薄さがどうにも不安感あり

 そのZiploc、一番小さなSSサイズでも縦82mm×横165㎜と結構大きい。余裕な感じで紙幣や小銭、クレカなどを入れてみると慣れの違いか、0.03mmという薄さゆえか、持つ指先に常に不安感はあるが雰囲気は悪くない。慣れるかどうかだと思うが、やはりセレブじゃない筆者には却下直前の雰囲気だ。

紙幣を挟みこめるベルトを購入
エマージェンシー用にちょうど良さそうで愛用

 番外編の最後に登場するのは、旅の達人から海外の治安の悪い国や街に行くなら持って行け! と言われそうな隠れ本命のベルト財布。バックルのすぐ近くにあるジッパーを開き、紙幣を折って収納するタイプだ。

 収納はバックルのそばなので現金が急に入り用な事態でも、ベルトを引き抜かずに紙幣を取り出せる仕組みのはずだ。しかし1週間もすると入れた紙幣の位置よりだいぶ左回りで後ろの方に移動するので少し心配だった。

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正直期待してなかったベルト財布だが役に立つ機会はありそうだ

 まったく期待していなかったベルト財布は今回ご紹介した中では一番使えそうで、この半年近く実際に使っている。実際に役立ってくれたことも1回ある。筆者はデニムのパンツ用にカーキ色を購入したが、全6色あるので用途に合わせて選べるだろう。最終的に現在はお気に入りの小さな財布に現金とクレカ1枚。加えてエマージェンシー用に常時2000円を入れたベルト財布を併用中だ。

オートチャージ対応のSuica一体型クレカがあれば
実はおサイフケータイがなくても困らないのでは

 国内で販売される海外メーカー製スマホでも、今後はコスト的に不利な独自規格であるFeliCa(Type-F NFC)は搭載せず、国際標準規格のNFC Type-A/Bだけという製品が増えそうだ。最近は全機能入りのGalaxy S24 Ultraに加えて、NFCすらないCMF Phone 1をサブ機として使っている。

財布
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現状の持ち出し品の組み合わせは500g弱

 実際に1ヵ月ほどCMF Phone 1を使ってみて不便なのは、おサイフケータイが無いので鉄道の乗車でハンディキャップとなること。

 しかし純正カードケースの中にVisaブランドのクレカとしても使えて、SuicaオートチャージのビックカメラSuicaカードが入っていれば問題ゼロ。カードケースに余裕があるので紙幣も4つ折りにして収納できた。そしてスマホの画面さえあれば、PayPayのコード決済は可能なので、実質マイナスはほぼゼロだ。財布についてはまた近い将来アップデートがあれば、この場を借りてご紹介したい。

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NFCすらないCMF Phone 1だが、純正のカードケースを組み合わせれば実は問題無い

 
T教授

今回の衝動買い

・PVCコインパース(488円)
 シークレットベルト財布(351円)
 コインオーガナイザー+PVCケース(267円)
・購入 temu

T教授

 日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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