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Ryzen 5とRTX 3050を採用、設定次第ではモンスターハンターワイルズも遊べる?

手が届きやすい14万円台のピラーレスゲーミングPC、フルHDなら結構快適に遊べてLEDライティングも堪能

2025年05月19日 11時00分更新

文● いちえもん 編集●八尋/ASCII

提供: ユニットコム

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設定次第ではモンハンワイルズも遊べる……かも?

 最後は、カプコンの代表作となるハンティングアクションゲーム「モンスターハンターワイルズ」。執筆時点では話題の的になっている本作だが、推奨スペックが高いことで知られている。発売前は「GeForce RTX 4060」が推奨であるニュースが話題になり、一時期SNSのトレンドに上がったほどだった(現在は推奨スペックが引き下げられているが)。

 そんなモンスターハンターワイルズは、現時点では重量級のポジションに立つAAAタイトルだ。LEVEL-M5A6-R75F-LAXのスペックでは力不足かもしれないが、ダメモトで検証してみることに。

 RTX 3050を含むRTX 3000シリーズは、フレーム生成が使えない。そのうえRTX 3050は本シリーズの中でもローエンドのビデオカードだ。そのため、検証ではグラフィックプリセットを最低設定、DLSSをオン、アップスケーリングモードをウルトラパフォーマンス、レイトレーシングをオフにして検証を行なった。

モンハンワイルズ ベンチマークのスコアー

フレームレート

 フルHD、WQHD、4Kの検証結果については、以下のグラフを見てほしい。

 RTX 3050のターゲットであるフルHDは最低設定でも60fpsに届かず、モンスターハンターワイルズに敗北を喫する結果となった。WQHDと4KはフルHDをさらに下回る結果となり、快適とは程遠いといえる。

 フレームレートにこだわりがなければ、モンスターハンターワイルズも遊べなくはないといった印象だ。ただし、ベンチマークソフトはあくまでも参考程度のもので、製品版が快適に遊べるかどうかはわからない。個人的に、モンスターハンターワイルズはRTX 4000シリーズ以降が望ましいと考えている。

まとめ:PCゲーム入門にふさわしいコスパモデル

 LEVEL-M5A6-R75F-LAXにはひと昔前のRyzen 5 7500FとRTX 3050が搭載されているものの、最近のゲームは問題なく遊べるモデルだ。モンスターハンターワイルズなどの重量級よりも、軽量級~中量級のゲームが向いていると言っていいかもしれない。

 また、昨今の流行を押さえたピラーレスケースも魅力的。LEDのイルミネーションを鑑賞しながらゲームをプレイするという贅沢が味わえるはずだ。いやはや、14万円台でピラーレスの美しさを堪能できるのは実に羨ましい。試用中、心の中で「ピラーレスケース、いいなぁ……」と16回ぐらい呟いた覚えがある。

 もう1つの魅力は14万円台という安価だ。冒頭でも述べたが、パソコンはお金がかかる代物だ。物価高の影響もあるが、パソコンはスペックに応じて価格も上昇する傾向にある。その点、20万円以上のモデルと比べたらLEVEL-M5A6-R75F-LAXは非常にお買い得だ。

 14万円台の本モデルは、子どもへのプレゼントにピッタリかもしれない。「パソコンでモンスターハンターワイルズを遊びたい! できれば、4Kのゲーミングモニターも込みで!」と子どもが駄々をこねない限りは、LEVEL-M5A6-R75F-LAXを買い与えてもよいかもしれない。

 安い価格でPCゲームデビューを飾りたい人はLEVEL-M5A6-R75F-LAXの購入を検討してみてはいかがだろうか。

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