現場の負担を軽減しながらリアルタイム情報共有や業務効率化
LINE WORKS×kintoneの新定番になるか? GlobalBから連携サービス
2025年04月25日 11時00分更新
中小企業での利用が多いビジネスチャット「LINE WORKS」とノーコード・ローコードツールの「kintone」。その連携には、GlobalBの「LITONE for チャットボット」やM-SOLUTIONSの「Smart at message」、ジョイゾーの「Joboco」などのサードパーティ製のプラグインを利用する必要がある。
今回新たな選択肢として登場するのが、GlobalBの「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」だ。同社は、2025年4月23日、同サービスの構築サービスを提供開始した。
LITONEウェブアプリ for LINE WORKSは、LINE WORKS上で動作するウェブアプリを作成し、 kintoneとのデータ連携を可能にするサービス。スマートフォンのLINE WORKSからkintoneへのデータ入力・参照が可能になり、現場の負担を軽減しながら、リアルタイムな情報共有や業務効率化を推進できる。
LINE WORKSのトーク画面から直接利用でき、現場でも使いやすいインターフェイスを採用する。手書きサインや2次元コードスキャン、GPS位置情報の取得など、現場での活用に便利な機能も取り揃えている。
福岡県の産業廃棄物処理企業である新生は、先行してLITONEウェブアプリ for LINE WORKSを活用しているという。現場スタッフが使い慣れたLINE WORKS上でkintone操作をしながら、情報共有の一元化やペーパーレス化、業務効率化を推進している。
なお、同サービスは、LINE WORKS上で動作するミニアプリを構築できる開発プラットフォーム「WORKS Front-end Framework(WOFF)」を活用して開発されている。今回提供開始されたのは、LITONEウェブアプリ for LINE WORKSの「構築サービス」になるが、2025年5月には、開発パートナー向け作成ツールも提供される予定だ。













