ゲーム中、ほんのわずかな遅延や誤操作が勝敗を左右することもあります。そんなときに頼れるのが、ゲーミングに特化したキーボードです。
「Function Elite MiniTKL」は、PCケースや冷却パーツで人気のNZXTから登場したゲーミングキーボード。コンパクトな設計ながらプロレベルの機能を搭載しているので、ゲーマーにとっては嬉しい一台です。
PCケースや冷却パーツと同様にNZXTの製品で周辺機器を揃えたいユーザーにとっては魅力的な選択肢でしょう。PC本体とキーボードを同ブランドで統一できる点も嬉しいところです。ゲームはもちろん、見た目や操作性にもこだわりたい人はチェックしてください!
Function Elite MiniTKLのメリット
(1)ゲーミングに嬉しい機能が備わっている
Function Elite MiniTKLの最大の魅力は、ゲーミング用途に最適化された機能の数々。各キーの入力感度(アクチュエーションポイント)を変更できるため、わずかな力で入力したい人も、しっかり押し込みたい人も自分好みに調整可能です。FPSなど反応速度が求められるゲームで重宝しますね!
さらに、迅速な繰り返し押下を可能にする「ラピッドトリガー」や、同時押しの際に最後の入力を優先する「スナップオーバーライド」、1つのキーで半押しと全押しで機能を分ける「2-in-1アクション」など、競技性の高いタイトルで活躍する機能を搭載。まさにゲームプレイで活躍するキーボードです!
(2)心地よい打鍵感と音
打鍵感にもこだわりが見られます。スムーズかつ重すぎないキーの感触で、長時間のゲームプレイやタイピングでも疲れにくい仕様です。スイッチはリニアタイプを採用し、滑らかな押下感が得られるのもポイント。
静音性にも配慮されており、カチャカチャ音が気になりにくいのも魅力です。夜間のプレイや配信中にも、周囲への音の配慮がしやすくなっています。打ち心地と音のバランスが取れた設計は、ゲーマーだけでなくクリエイターにもオススメです。
とはいえここに注意したい
価格に対して付加価値がやや薄い
高機能とはいえ、Function Elite MiniTKLの価格帯はやや高めに設定されています。価格は3万4980円前後。コンパクトなテンキーレス設計やライティング機能は魅力的ですが、コストパフォーマンスという点では、他社製品に軍配が上がるケースもあります。
コスパ重視のユーザーにとっては、少々手が出しにくい製品かもしれませんが、ゲーミングに特化したキーボードを求める人、NZXTで統一した美しい環境を求める人にとっては、価格以上の満足感が得られると感じる一台です。
接続は有線のみ
Function Elite MiniTKLは有線接続専用となっています。無線接続に対応していない点は、デスク周りをスッキリさせたい人にとってはデメリットに感じるかもしれません。
とはいえ、取り外し可能なUSB Type-C to Aケーブルを採用しているため、断線時の交換も簡単。取り回しや設置性をある程度確保しながら、有線ならではの安定性を得られる構成です。接続方式に強いこだわりがないなら、大きな欠点とはならないです。

















