グーグルは4月8日、最新AIモデル「Gemini 2.5 Pro Experimental」で、リサーチ機能「Deep Research」の提供を開始した。利用には有料プラン「Gemini Advanced」(月額2900円、初月無料)への加入が必要だ。
Deep Researchは、分析的な推論や情報の統合能力を強みとする「個人用AIリサーチアシスタント」。ユーザーの指示に応じた調査レポートを生成し、レポートを会話形式の音声データに変換する機能も備える。
競合するOpenAI版Deep Researchとの比較テストでは、複数の項目でGeminiがOpenAIより高い成績を獲得。実際の利用時の性能差は未知数だが、OpenAI版Deep Researchの代替として、有力な候補にはなりそうだ。
4月9日現在、本機能はGemini Advanced加入者向けに、Geminiのウェブ版とiOS/Android版アプリで提供している。
