このページの本文へ

FIXER Tech Blog - Azure

FIXER cloud.config Tech Blog

私の推しは「Azure Storage Account」、All in Oneなクラウドストレージサービス!

2025年03月07日 10時00分更新

文● 左古 夏月/FIXER

  • お気に入り
  • 本文印刷

 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「【推しサービス紹介】Azure Storage Account」を再編集したものです。

初めに

 こんにちは、左古です

 推しサービス紹介をしていこうと思います。

 今回は【Storage Account】を紹介していきます。

Storage Accountとは?

 Microsoftが提供するストレージサービスです。

 さらに様々な機能を内包しています。

(Storage AccountについてGaiXerに説明してもらいました!)

1. Blob Storage:非構造化データのチャンピオン

・特徴
 ・画像、動画、ログファイルなど、大量の非構造化データを格納。
 ・3つのアクセス層(ホット、クール、アーカイブ)でコスト最適化。
 ・CDNと連携して高速コンテンツ配信が可能。

・ユースケース
 ・Webサイトの静的コンテンツホスティング
 ・バックアップとアーカイブ
 ・ビッグデータ分析のデータレイク

2. File Storage:クラウドのファイルサーバー

・特徴
 ・SMBプロトコルをサポートし、オンプレミスのファイルサーバーのように使える。
 ・完全マネージドサービスで、インフラ管理の手間なし。
 ・Azureベースのアプリケーションとのシームレスな統合。

・ユースケース
 ・クラウドベースのファイル共有
 ・レガシーアプリケーションのクラウド移行
 ・Azure VMのファイル共有ストレージ

3. Queue Storage:非同期処理の司令塔

・特徴
 ・メッセージキューイングサービスで、コンポーネント間の疎結合を実現。
 ・スケーラブルで信頼性の高いメッセージング。
 ・1メッセージあたり最大64KBのデータを格納可能。

・ユースケース
 ・バックグラウンドジョブの管理
 ・タスクの分散処理
 ・マイクロサービス間の通信

4. Table Storage:NoSQLデータベースの実力者

・特徴
 ・スキーマレスのNoSQLデータストア。
 ・大量の構造化データを効率的に格納・クエリ。
 ・低コストで高パフォーマンス。

・ユースケース
 ・IoTデバイスからのテレメトリデータ保存
 ・ユーザープロファイル情報の管理
 ・製品カタログなどの大量データ管理

(ここまでがGaiXer)

感想

 この説明を見てもらえればわかると思いますが、All in Oneなクラウドのストレージサービスなんです。

 セキュリティー面では当然Firewallの設定ができたり、各コンテナごとにアクセス制御ができたり、中身のデータもロールベースアクセスが可能なので何かと便利です。

(もちろん暗号化もデフォルトでついてきます。)

 ただ、単体ではFirewall設定でResource Tagを使用したIP制限やHeader情報を利用した制限ができないのが難しいところです

 そんなところもAzure Front Doorとつないであげれば解決できたりするので何とかはなります!

(ただ月に4万ほど飛びます。辛い)

 そんなAzure Storage Accountくんを推してみませんか?

おわりに

 みなさんも推しサービスありますか?

 触れば触るほど微妙だと感じるとこも増えますが、そこも含めて愛していきましょう!!

 以上、推しサービス紹介【Azure Storage Account】でした

左古 夏月/FIXER
2024年4月入社の左古夏月(さこ かづき)です。
どうぞよろしくお願いします

カテゴリートップへ

この連載の記事