知っていれば録画していた‥‥
そんな後悔から解放されたいなら全自動ディーガだ
「なんてことだ! もう間に合わない!!」
編集部でなげく、新人のドリブルまつがなに声をかけたのが、編集部のベテラン、スピーディー末岡。聞けば、大好きなアニメに出演している声優が、これから始まるバラエティー番組にゲスト出演していることをSNSで知ったが、事前の情報を見落としていて録画の設定をしていなかった。そのことに、いま編集部で気づいたらしい。
スピーディー末岡 「なるほど。それがこの番組かぁ。見てみようか」
ドリブルまつなが 「え!? いったいどういうこと」
末岡 「俺いま、全自動ディーガを使ってテレビ放送を家で全部録画してるんだよ。スマホでリモート再生することだってできるんだよ。見たいのってこれだよね?」
まつなが 「本当だ、すげぇー!!」
ここで簡単に解説しておこう。
末岡の言う「全自動ディーガ」とは、指定したチャンネルで放送されているテレビ番組全てを自動で録画してくれるパナソニックのBDレコーダー「DMR-2X603」のことだ。
地上/BS/110度CS放送を最大10ch、最大で28日間、毎日放送される番組すべてをまるっと再生しておいてくれる機器なのだ。HDD容量は6TBを内蔵。画質にこだわる人は放送画質のままでDR録画、とにかく多くの番組の保存にこだわりたい場合は最大15倍の長時間録画も可能となっている。大量の番組をたっぷりと録りためて、見たいシーンを見たいタイミングでいつでも見ることが可能になるのだ。
末岡 「全自動だから、事前に設定せずにほぼすべてのテレビ放送を自動録画しておけるし、HDDがいっぱいになっても古くなった番組から自動で消去されるので、HDDがいっぱいで録画できなかったということもない。これで番組の録画し忘れはゼロというわけ」
末岡が言うように、全自動ディーガは登録したチャンネルの放送をすべて録画しているから、録画予約は不要。録画予約をし忘れたり、放送後に見たい番組があったことに気づいたときでも、その番組を後から見ることができる。
まつなが 「見ようと思っていた番組を撮り忘れたという悔しさがなくなるのはもちろんだけど『知っていれば見たかった』『後からSNSで知った』場合でも、後追いでみんなの盛り上がりに参加できるのがいいですね」
こんな快適なテレビ録画ができる全自動ディーガは、現在、DMR-2X603をはじめ、5モデルが発売されている。録りたい放送局や貯めておきたい日数にあわせて選べるようになっているのだ。
おすすめ機種は「DMR-2X603」、手軽さ重視なら「DMR-2X203」という選択も
全自動ディーガには複数のラインアップがある。この記事で中心的に紹介するのは「DMR-2X603」でHDD容量は6TB。地上/BS/110度CS放送を最大10ch録画可能となっている。
一方で全自動ディーガの魅力には触れてみたいが、予算に限りがあるという人に向いているのが「DMR-2X203」だ。HDD容量は2TBで地上波放送を最大6ch(BS/110度CS放送は最大2ch)記録できる。
10chのDMR-2X603であれば地上波のキー局をほぼ網羅できるし、BSと地上波の組み合わせで網羅的に番組をチェックしたい場合も便利。とはいえ、全自動ディーガは、全自動録画しておきたい放送局の数に合わせて選ぶことができるようになっているし、外付けHDDなどの追加も可能だ。うまく使いこなせば、DMR-2X203でも全自動録画の魅力を存分に楽しむことができるだろう。
最大15倍の長時間モードや見たい番組をすばやく探せるホーム画面、スマホ用アプリ「どこでもディーガ」対応などの主要な機能はすべて共通。大量の番組をたくさん録って、自由自在なスタイルで視聴することができる。
なお、全自動ディーガは自動録画に加えて、通常録画用のチューナーも備えている。番組表などから録画予約することで、全自動録画とは別に保存しておくこともできる。保存しておきたい番組がある場合に併用できる。また、録画予約をせずに、全自動録画した番組の中に消えては困るものがある場合も、後から保存できるので便利だ。
