MSI「Modern 14 F1M」レビュー
日本のビジネスワークをしっかり把握したCore 7ノートパソコン、1.5kgで入出力端子も充実、プレゼン用に180度開閉でコスパ抜群
性能をチェックすべく、各種ベンチマークテストを実行してみたが、このMSI Center Sでの設定は「AI Engine」をオンにした状態で計測している。
まずは、CPUの性能をチェックする「CINEBENCH 2024」から。結果は、マルチコアのスコアが441pts、シングルコアが105ptsだった。シングルコアの性能は高く、マルチコア性能も450ptsに迫る値なので、ビジネスワークには十分すぎるパフォーマンスだ。
続いて、アプリの動作パフォーマンスをチェックする「PC Mark 10」を実行した。結果は、5593と健闘している。細かく見ていくと、スコアが1万を超えたのはPhotoとApps、Essentialsで、GPUがCPU内蔵なのでレンダリング系は3844と低く、これがかなり足を引っ張っている。このことから、3Dゴリゴリのゲームは厳しいが、ビジネスやプライベート用途であれば十分な性能であることが伺える。
CPUに内蔵のGPUだが、「3DMark」を実行して3D性能もチェックしてみた。結果は、軽めの「Night Raid」はスコアが13735と1万を超えたが、「Fire Strike」が3981、「Time Spy」は1490と厳しい結果になった。
念のため、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク Ver. 1.1」を実行してみたが、グラフィックの設定を「標準品質(ノートPC)」にして、フルHD解像度だとスコアが3610で厳しく、1280×720ドット解像度で7278の「やや快適」だった。よりライトなゲームであれば問題なくプレイできるが、ビジネスワークや動画を見たりネットを徘徊したりすることが中心のマシンと言える。
16万円台で手に入る使い勝手のいいビジネスマシン
Modern-14-F1MG-0501JPは、MSIストア限定モデルで、通常価格は16万9800円。最近のマシンは20万円台が多い中、ビジネス向けとして性能は十分で、コスパに優れたモデルと言えるだろう。インターフェースが充実し、Web会議もこなせ、仕事で取引先にプレゼンする際に画面を180°開いて反転して見せられるなど、日本のビジネスワークをしっかり把握した仕様なので、自宅でビジネスワークすることが多いというユーザーに手に取ってほしい製品だ。
なお、3月4日(火)20時~11日(火)1時59分までの期間、楽天市場に出店しているMSIストアにて限定セールを予定している。販売予定価格は9万9799円(送料無料)と、さらにコスパよく手に入れられる機会なのでお見逃しなく!
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