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パソコンショップSEVENの「ZEFT Z55EU」について、中の人に聞いてきた

価格を抑えたいけど、ゲームがしっかり動くか不安という人はこれ! ゲーム性能高くコスパも重視したゲーミングPC

2025年02月28日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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マザーボードはコスパと性能のバランスがいい
ASRock「B860M Pro RS WiFi」を採用

──マザーボードはとくにゲーミング向けモデルではないのですね。

中嶋氏:はい。今回はゲーミング向けモデルにこだわらず、コストパフォーマンスを重視した選択になっています。とはいえ、ASRockさんの「B860M Pro RS WiFi」は、インテル B860チップセットを採用した最新世代のマザーボードで、ストレージ用のM.2スロットは3本用意され、そのうち1本はPCIe 5.0に対応しています。ユニークなのは、このPCIe 5.0に対応したM.2スロット、ASRockさんは「Blazing M.2ソケット」と呼んでいますが、ヒートシンクが基板側にも用意されていまして、上側のヒートシンクとでサンドイッチする構造になっています。そのため、より効率的な熱対策が実現し、熱によってSSDの性能が低下するサーマルスロットリングが起きる心配がありません。

真重氏:ASrockさんの「B860M Pro RS WiFi」は、最新のCore Ultraに対応するLGA1851チップセットのマザーボードです。PCIe x16スロットは最新規格のPCIe 5.0をサポートしています。なおWi-Fiを標準搭載しているので、無線LAN環境があれば買ってすぐWeb接続が可能です。ですから、これからゲームを始めようと考えている人にとってB860M Pro RS WiFiは魅力的なスペックのマザーだと思います。BTOカスタマイズでZ890マザーボードのラインナップも豊富にご用意しているので、よりコアなゲーマーの方はそちらもあわせてご検討いただければと思います。

ZEFT Z55EUの背面の様子。USB 3.2 Gen.2x2 Type-Cが1つにUSB 3.2 Gen.1 Type-Aが3つ、USB 2.0が2つと計6つのUSBを装備。なお、ディスプレー出力はビデオカード側のものを使用する

一方、トップパネルにはヘッドフォン出力とマイク入力ほか、USB 3.2 Gen.1のType-Aが2つとType-Cが1つ用意されている

──ということは、ZEFT Z55EUはゲーミングに全振りした仕様というよりは、コストを抑えつつより快適なゲームプレーを追求したモデルということでしょうか?

中嶋氏:そうなりますね。PCでゲームを始めたいと考えた際に、どのモデルを購入すればいいのか迷うお客様は多いと思います。お客様にとっては、価格は安いほうがいいと思いますが、安いと今度は本当にゲームが遊べるのかと不安を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。このZEFT Z55EUは、そういった初心者の方にとって腑に落ちるゲーミングPCといった表現が適切かもしれません。

──M.2 SSDがWestern Digitalの「SN770」である点もコストパフォーマンスを意識してのことでしょうか?

中嶋氏:はい。SN770の1TBモデルですとシーケンシャルリードが最大5150MB/s、シーケンシャルライトが最大4900MB/sと高速で、ゲームをプレーするうえで十分なスペックを備えています。BTOには、容量が2TBや4TBのSSDを用意してしますし、さらに速度を求める方であればWestern Digitalさんの上位モデルとなるSN850Xシリーズの取り扱いもございますので、そちらを選んでいただければと思います。もちろん、HDDも多様に揃えていますので、予算に応じてストレージ構成を変更していただきたいですね。

 ZEFT Z55EUは、スタンダードを意識しているだけあって万人受けする扱いやすいモデルといえそうだ。価格は30万円弱とのことで手が届きやすく、これからゲームを始めたい人にとっては魅力的な1台であることは間違いない。また、このZEFT Z55EUをベースモデルとして、BTOで自分好みに仕上げていくのも面白いかもしれない。

(提供:セブンアールジャパン)

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