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パソコンショップSEVENの「ZEFT Z55EU」について、中の人に聞いてきた

価格を抑えたいけど、ゲームがしっかり動くか不安という人はこれ! ゲーム性能高くコスパも重視したゲーミングPC

2025年02月28日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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昨今のCPUの低消費化を鑑みて空冷CPUクーラーを拡充
「AK400」に加え「MUGEN6」「虎徹 MarkIII」も用意

──CPUクーラーは空冷なんですね。

中嶋氏:ZEFT Z55EUでは、簡易水冷クーラーではなく、市場でも人気の高い空冷クーラーとなるDeepCoolの「AK400」を採用しました。実は、弊社ではBTOにおけるCPUクーラーのラインナップに、新たに空冷モデルを追加しました。これは、インテルさんもAMDさんも新世代のモデルが登場し、それらは割と消費電力を絞る方向のように見えましたので、それに合わせて空冷クーラーの選択肢を増やしたというわけです。

CPUクーラーはDeepCoolの空冷クーラーであるAK400を装備

──やはり空冷クーラーは根強い人気があるのですか?

中嶋氏:お客様のお問い合わせを受けるのですが、簡易水冷クーラーについて寿命を心配される方はいらっしゃいますね。弊社では、BTOに空冷クーラーは2つか3つぐらいしか用意していなかったのですが、わりと空冷クーラーを求めるお客様も多いので、ラインナップを増やしました。AK400のほかに、人気が高いサイズさんの「MUGEN6」と、「虎徹 MarkIII」を用意しましたので、お客様の需要に合わせて選んでいただければと思います。

真重氏:弊社においては、空冷クーラーのラインナップでは、最上位にNoctua製品を位置付け、その次にサイズのMUGEN6や虎徹MARK3、さらにDeepCool AK400、リテールクーラーが続きます。ZEFT Z55EUで採用したP20Cは、ラジエーターが360mmサイズの簡易水冷クーラーを搭載可能ですので、空冷よりも水冷を望まれるお客様はBTOでそちらを選んでいただきたいです。

空冷クーラーの拡充を図ったうえで、簡易水冷クーラーも豊富に用意しており、CPUクーラーの選択肢に厚みを増したと話す中嶋氏と真重氏

──BTOで簡易水冷クーラーを選んだ場合、ラジエーターはどこに配置されますか?

中嶋氏:ケースのP20Cは、360mmサイズのラジエーターをフロントパネルとトップパネルのどちらにも配置可能です。ですが、ZEFT Z55EUで簡易水冷クーラーを選択した場合は、トップパネルに配置することになります。というのも、P20Cのスペック上、長さは375mmまでのビデオカードを搭載可能なのですが、ラジエーターの干渉を考慮するとトップパネルに装着するほうが安全と判断した次第です。

GPUにはRTX 4060 Tiを採用。今回用意してもらったマシンではGALAXのカードが搭載されていた

真重氏によると、RTX 4060TiならフルHDで快適に遊べてWQHDでも幅広くの新作ゲームをプレーできるという。本格的にゲームをプレイしてみたい方におすすめとのこと

──Core Ulta 7 265とバランスを取る形でGPUは「GeForce RTX 4060 Ti」にしたのですか?

真重氏:そうですね。RTX 4060 Tiであれば、ほとんどのゲームにおいてフルHDで高フレームレートが実現しますし、ゲームによってはWQHDでも快適にプレーできるものもあります。もちろん、さらに上位モデルを選択すればゲームの快適度は向上しますが、CPUを最新のCore Ultra7にしながらも、幅広いゲームが遊べるゲーミングPCにするということを目標に構成を考えた場合、RTX 4060 Tiがベストな選択肢になるのかなと思っています。

中嶋氏:RTX 4070以上のビデオカードがゲーミングパソコンでは人気がありますが、コストパフォーマンス重視、フルHDの一般的なモニターでのゲームプレー環境、先ほど申し上げたスタンダードを意識される方にはRTX 4060 TiなどのGPUが最適だと思いました。必要に応じてカスタマイズで変更できます。

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